
材料(2〜3人分)
茄子(中) … 2〜3本
水 … 200cc
茗荷 … 2個
生姜 … 1/2片
青紫蘇 … 4枚
青ねぎ … 1本
※薬味はあるもので可
植物油 … 大さじ1
醤油 … 大さじ2
柑橘の汁 … 大さじ1
※ぽん酢醤油でも可

作り方
1. フライパンに水と油を入れておく。茄子はヘタを除きたて半分にカットしたら、すぐフライパンに入れる(アクで変色するのを防ぐため)強火で加熱して蓋をし5分ほどたったら裏返し、水分がなくなったら火をとめ、そのまま2〜3分おいて火を通す(串などを刺してすっと通ったらOK)。




2. 茗荷、青紫蘇、生姜、青ねぎをそれぞれ細かくカットする。醤油と柑橘の汁は混ぜておく。


3. あら熱が取れた茄子をまな板において、厚さ2〜3cmに斜めきりにしたらお皿に並べ、(2)の薬味と柑橘醤油をかけたら出来上がり。





高知市から車で2時間ほど、岬の先にある室戸市。ジオパークと認定された壮大な景色が広がり、岬には日本一長い光を放つ室戸岬灯台もあります。 そこで出会ったのが、茄子のたたき。高知県は茄子の生産量日本一で他地域でも食べられています。高知で出会ったおじいさんは「子供の頃は夏は畑からもぎった新鮮な茄子を手で揉んで、箸で穴をあけて水筒代わりに茄子水を飲んたりしちょった(笑)」とおっしゃっていました。それほど茄子が身近な野菜なのでしょう。
名産地で生まれた「なすのたたき」は、加熱した茄子をスライスして上にたっぷりの薬味をのせ、ぽん酢醤油をかけたもので、作り方は色々あるようです。茄子を揚げたり、蒸したり、薬味は茗荷、紫蘇などの他、玉ねぎを乗せたり、シーチキンをのせることも。今回は、茄子を蒸し煮した水に少しだけオイルを入れて、揚げた茄子より軽やかに、蒸した茄子よりコクある茄子に仕上げました。たたきの材料は、茄子をはじめ、茗荷、ポン酢醤油に使う柚子も高知県の名産です。茄子のたたきは「まっこと、うまいき!」薬味はその時あるもので自由にお楽しみくださいね。

minokamo | 料理家、写真家
岐阜県出身。子供の頃、祖母と楽しく作った料理の思い出が料理活動のきっかけ。「ひと皿」の中にも、風土・歴史・暮らしが詰まっている各土地の料理を取材、執筆、アレンジなどしている。minokamoが各地の家庭訪ね料理をまとめた「料理旅から、ただいま」(風土社)発刊中。
