URBAN RESEARCH DOORS presents

日本のつくり手

石けん作家 豊田希

URBAN RESEARCH DOORSが、PAPERSKYと共に日本各地を巡り、その土地に根ざしたモノづくりを続ける職人をクローズアップする ”CRAFTSMAN SERIES”。

07/19/2020

東西に18km、南北に25kmの規模を誇る阿蘇のカルデラ。中央に阿蘇五岳が雄大にそびえ、麓には約4万人がカルデラのなかで暮らしを営んでいる。

豊田希がこの地に移り住んだのは2002年のこと。「ここで自分は何ができるだろう」と考えていた豊田を惹きつけたのは水だった。阿蘇は山々が生み出す清冽な地下水が豊富に湧き出る水の名所。地元の水を使って手づくりした石けんは、肌が弱かった娘にも安心して使うことができた。

手づくりへのこだわりは、「何でできているのかわかる、安全なものを使いたい」という自身の想いから。ベースとなるオリーブオイルに水とアルカリ成分を加え、1ヶ月半ほどかけてゆっくり鹸化させた石けんは、保湿効果を生むグリセリンを多く含む。汚れは落ちるけどつっぱらない、それがLadybugの特徴だ。

「いろんな人の想いをのせた石けんをつくりたい」。豊田はここ数年、阿蘇の地酒の酒粕など、地域の素材を用いた商品づくりに取り組んでいる。土地の風土と出会った人への感謝が込められた石けんは、使い手の肌と心を優しく包み込んでくれるだろう。

LADYBUG
南阿蘇の素晴らしい環境と自然の恵みを生かした手づくりの石けん。
URBAN RESEARCH DOORS
PAPERSKYとともに日本各地のものづくりを紹介。地域にフォーカスしたポップアップイベント「SHARE THE LOCAL」も話題に。