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BESS × PAPERSKY

センス溢れる目利きが選んだのは「COUNTRY LOG」。
東京のまちなかで木の家に暮らす喜びを。

One Japan ~ 47 Neighborhoods

日本各地にはそれぞれの魅力やオリジナリティがあり、それぞれの地域はつながりあい、影響しあいながら独自のカルチャーを育んでいる。 47Neighborhoodsは、そんな日本の各地方で実現可能な「クリエイティブで豊かな暮らし」をBESSとPAPERSKYが探す旅の物語。第十八回目は東京都町田市で暮らすご家族を訪ねた。

03/23/2026

都市と郊外の良さをバランスよく併せ持ったような町田市。充実した鉄道網によって東京都心部や横浜へもおよそ30分前後でアクセスできる便利なエリアだ。多数の商業施設が集積する町田駅周辺から少し離れれば、里山や農地の風情が残り、公園や緑地も多い。

今回はそんな町田に暮らす金子さんご家族の家を目指した。PAPERSKY編集長のルーカスに同行したのは、町田市内でイラストレーターとして活動する間弓浩司さん。果たしてどんな暮らしぶりを垣間見ることができるのだろう。

訪れた人/ルーカス B.B.(PAPERSKY編集長)
訪れた人/間弓浩司さん(町田を拠点に、版画をはじめ、造形物やイラストなど幅広く作品づくりを行う作家)
迎えた人/金子茂さん、葵(あおい)さん、匠(たくみ)くん、旭(あさひ)ちゃん(町田市在住、BESSの家「COUNTRY LOG」オーナー)


1. 夢を叶えてくれたBESSには大満足



金子さんご夫妻は共にアパレル業界で働くファッション感度の高いお二人。勤務先である原宿に通える範囲で家を探し、この町田市を選んだとか。アメカジが大好きな茂さん、葵さんがひと目で惚れ込んだのは三角屋根の「COUNTRY LOG」。住宅街の中で薪ストーブの煙突がひときわ目につく、とびきり素敵な雰囲気の家だった。

ルーカス 「住宅街の真ん中にある『COUNTRY LOG』ってどんな感じか想像がつかなかったけど、街の風景にとても馴染んでるね」

金子茂(以下、茂) 「はい、自分でもそう感じています。だけど、家を建てている最中は木の家が珍しいということで、ここにパン屋さんでもオープンするのかなとかご近所では噂になってたみたいで(笑)」

ルーカス 「これまでは地方の自然に囲まれた『COUNTRY LOG』を何軒か見てきたけど、こういう都会にも合ってるんだね。一般的な住宅が並ぶなかでこういう木の家があるとほどよいギャップというか、とてもバランスがいいと感じるよ。どうしてこの街でこの家を建てようと思ったの?」

茂 「町田に住む前は中目黒で暮らしていたんです。その時は将来、もう住めないような街で暮らそうというテーマで、代々木上原か中目黒で賃貸物件を妻と一緒に探して。それで見つけたのが中目黒の商店街の奥の家でした。夫婦2人とも働いている場所が原宿だったので便利だし、中目黒は楽しいエリアだからとても気に入っていたんです」

金子葵(以下、葵) 「でも狭い家だったので、子どもができたことをキッカケにもっと広い場所で子育てしたいなと思って」

茂 「あとはどんどん人が増えてきてしまって、休みの日なんて街中どこへ行っても混んでしまって。それでもう少しゆったりした場所に家を建てたいよねということになって、ちょうど代官山にBESSのLOGWAYがあったのでそこへ行ってみようと」

ルーカス 「BESSのことはその前から気になってたの?」

茂 「いえ、たまたま代官山にあったのを知っていただけで。なんとなく展示されている家を見て回ったんですけどやっぱり木の家はいいなと思うようになって、もうBESSしかないかなと2人で決めて」

葵 「建売りの家は嫌だなというくらいで具体的なイメージは全然なかったんですけど、BESSに出会って『こういう家、いい!』と意見が一致したんですよね。私としてもこういう木の家だったら子どもたちがのびのびと過ごせそうだなと思って迷いはあまりなかったんです」

茂 「あと、東京の街中でこういう木の家が建ってるのを僕は見たことがなかったんで、ちょっと面白いかなとも思ったんです」

葵 「三角屋根もとても気に入ったので『COUNTRY LOG』一択で」

間弓浩司(以下、間弓) 「町田を選んだのはどうしてだったんですか?」

茂 「他のハウスメーカーも一応、2軒くらい見たんですがやっぱりBESSのコンセプトとか作りがどうしても気に入ってしまったんで、とりあえず『COUNTRY LOG』を建てることだけを決めて、BESSの担当の方に相談したんです」

ルーカス 「土地の相談?」

茂 「はい。僕らも知らなかったんですけど、BESSの方が土地まで探してくれると言ってくれたんでびっくりしました」

ルーカス 「そうなんだ!それは家を購入しやすいよね」

茂 「でも通勤圏内で土地を探してもらってたんですけど、いい土地はすぐ買い手がついてしまってすぐ決めなきゃいけないって言われて。それで最初に狙っていた埼玉近辺では3〜4ヶ月ほどの間に何軒かいい土地があったんですけど逃してしまって、それじゃあ僕の実家が近い町田で探してもらうことにしたんです」

間弓 「そういう経緯だったんですね。土地まで探してくれるなんていいですね」

茂 「それで見つけていただいたのが今の場所。角地だからとてもいいなとは思ったんでzけどなかなかすぐには決められないものじゃないですか。だけど、BESSの方が現場でメジャーを使いながら、このあたりがドアになりますという具合に、丁寧に説明してくれて。だから家が建ったらこうなるんだろうなというイメージがしやすくて、即決することができたんです」


2. 自由を楽しむ、という思いで選んだ家



家の中を見渡すと、ご家族それぞれの「好きな物」がセンス良くディスプレイされているようにも見える。この家のどんな部分が気に入っているのか、深掘りして聞いていくことにしよう。

ルーカス 「金子さん夫婦はセンスのいいアパレルとかインテリアとかを選んで紹介するという『目利き』が大切な仕事をしているけど、そういう視点で見ると、BESSはどんなブランドに思える?」

茂 「BESSの家はそれぞれにコンセプトやストーリーがあって面白いんですが、全体的に『自由』を感じさせてくれる部分が魅力だと思うんです。他のハウスメーカーの家を見た時、結構作り込まれているなと感じた一方、BESSの家は内装など自分たちで自由に選べる部分も多い。そういうスタイルが自分たちには合っているなと思いましたし、先輩BESSオーナーの方々の記事や動画を見ても、自由に楽しみながら暮らしているなと感じて」

ルーカス 「LOGWAYでもそういう自由な暮らしをイメージできるよね」

茂 「あとは僕も妻もアメリカの伝統的なプロダクトだったりインテリアだったりが好きなので、この家のスタイルとフィーリングが合ったという感じはしますね」

間弓 「そういえばドアを開けて家に入ってきた途端、土間のところにものすごい数の靴があって驚きました。だけど雑然と見えるんじゃなくてなんだか部屋の雰囲気に馴染んで見えますよね」

茂 「仕事柄、どうしても靴や服が増えてしまって(笑)。だから土間のところのシューズラックは自分で作ってなんとか見せ収納にできたかなと。服も大量にあってさらに増え続けているので、ウォークインクローゼットにしてちょっと広めのスペースが欲しいとBESSにお願いしたんです。その代わりにロフトを狭くてもらって」

ルーカス 「家全体が金子さん仕様になってるんだね」

茂 「リビングにしても当初は真ん中に壁があるはずだったんですけどそれを取り払ってもらって、広く使えるようにしたんです。まだ子ども部屋は必要ないかもということで」

ルーカス 「そのおかげで窓からの光が家全体に入り込んでとっても明るいよね」

間弓 「BESSの家ってそうやって自由に暮らしやすく設定していくことができるんですね。ところで木の家ってどうですか? 僕も木の家に憧れがあって」

葵 「暮らしてみて分かったんですけど私は温度調節が素晴らしいなと感じています。木材のおかげで寒い日はほんのりと暖かく、暑い日はちょっと涼しげ。冬は日中に家全体が太陽の光をたくさん取りこんでくれて、その暖かさが夜まで続く感じがとてもいい」

茂 「それとさっきも言いましたがいろいろな物を収納せずそのまま置いておいてもなんだか様(サマ)になるんですよね。木でできた家って見せ収納向きなんですかね」

葵 「子どもが物を散らかしていてもあまり気にならないのもいいです! 小さい子どもいると、床に傷つけちゃったとか、壁を汚しちゃったなんてことがよくあるんですけど、そういう痕跡が少し残ったとしても味になるというか」

ルーカス 「木の家ってメンテナンスが大変そうっていう先入観で敬遠する人も多いけど、実際に暮らしてみてどう?」

茂 「家を建ててから10年くらいになるんでそろそろ外装はやらなきゃいけないですけどこれまでほとんど何もしてないんですよ」

ルーカス 「じゃあ楽ちんだ」

茂 「ほんとに。だけど、どこをどう手入れしていくかなって考えるのも楽しくて。だからメンテナンスに関してストレスはありませんし、むしろ手を加えていくのは楽しみですね


3. 家族の時間を記憶してくれる、木の家



ここでひと休みするため、間弓さんが持参したおやつをテーブルへ。飲食店が立ち並ぶ町田の中心、原町田でも随一の人気を誇る「菓舗 中野屋(かほ なかのや)」の「ななくにだんご」だ。ほんのりと漂うよもぎの香りともちもちの食感。甘すぎない味付けが大人たちの3時のおやつにぴったりだ。日曜日の昼下がり、そんなおやつを頬張りながらさらに話が展開していった。

ルーカス 「町田って東京の端っこってイメージだけど、意外と都心にも近くて便利なんだよね。間弓は町田をどういう場所だと思う?」

間弓 「僕は環境が良いからという理由ではなく、国際版画美術館という施設がこの町にあるからその設備を利用したくて引っ越してきたんです。駅の近くは雑多な感じでお店も多くて便利だけど人も多い。その一方、町田はエリアが広くて駅から少し離れると山や谷があって自然を感じられるんです。そんなゆったりした雰囲気が気に入っていて。蛍を見られる場所もあるほどなんですよ」

ルーカス 「葵さんは都会のど真ん中から引っ越してきて、どう感じてる?」

葵 「勤務先の原宿まで行く時も電車に乗ってる時間は大体35分くらいと便利なのと、家の周りは静かですし、子どもたちがやんちゃざかりなので周囲に公園が多いところが気に入ってますね。子どもを連れてよく行ってます」

ルーカス 「家族みんなで公園に行くこととか多いの?」

茂 「土日は子どもたちの習い事で忙しくて、家族みんなで行くことはそんなに多くないかな。平日も僕は夜遅いし」

ルーカス 「会社がある日は何時頃、帰宅するの?」

茂 「午前1時とか(笑)」

間弓 「そんなに!」

茂 「おかげさまで忙しくて」

ルーカス 「じゃあ、あんまりこの家の良さを満喫する時間ないんじゃない!?」

茂 「それがそうでもないんです。あんまり寝るのが好きじゃなくて、平日は夜中に帰ってきてもお風呂入って、軽くご飯食べて、2時くらいからがリビングでの自分の時間。夜がもったいない気がするので寝落ちするまでゴロゴロしながら何かして、そのままリビングで寝袋の中で眠るという(笑)。朝は5時くらいに妻が起きてくるのでそれで起こされて1日が始まるんです。だけどリビングにいる時間は幸せですし、休みの日もちょっとした時間に2階のロフトで窓からの光を浴びながら過ごす時間がとても好きで。そんな感じで十分、家での時間を楽しんでいますよ」

ルーカス 「なるほど。じゃあ、子どもたちもこの家を気に入ってる?」

葵 「そうですね。家のなかで隠れんぼしたり、縄跳びしたり(笑)。お友達を呼ぶ時も、この家の構造が珍しいからか、みんなで盛り上がってますね」

茂 「改めて考えると、この家ってどこにいても家族の声や気配を感じられる部分がとてもいいと思っていて。壁がほとんどないのですべて吹き抜け状態でしょう。だからどこにいても家族と一緒にいる気分なんです」

葵 「本当にそう思います」

ルーカス 「これからはどんな暮らしをしていきたいと思っている?」

葵 「夫はキャンプとかアウトドアが大好きなんですけど、今はなかなかそういう時間がとれなくて。だから家族で一緒にアウトドアで楽しむ時間を少しずつ作っていきたいなとは思っています」

茂 「そうですね、だけど家が山小屋みたいな感じもするので満たされている部分もありますけどね(笑)」

ルーカス 「じゃあ最後の質問なんだけど、金子さん家族にとって『家』ってどんな存在かな? 匠くん、どう?」

金子匠 「うーん。安心できるところ」

間弓 「素晴らしい答え!」

ルーカス 「茂さんは?」

茂 「難しいですけど、家は自分そのものなのかなと思います。自分の家族、自分の好きな物、すべてが詰まっているし、自分もこの家で年齢を重ねていくし、家自体も歳を重ねていくでしょう。だから家は自分そのもの」

ルーカス 「その通りだよね。だから大事にしなきゃいけないし、家自体からどんどん個性が感じられるようになるしね。じゃあ、最後に葵さん、お願いします」

葵 「そうですね、この家で暮らして特にそう思うんですけど、家族の時間を記憶しておいてくれる場所なのかなと感じます。日々の生活はどんどん流れていくわけで、忘れてしまうこともたくさんあって。だけど、ちょっとした傷だったり、経年変化だったり、目に見えない何かだったり、家族で過ごしてきた時間を家が記憶とか、記録してくれているような気がして。家って家族にとってそういう大切な空間なんだなとあらためて思います」

ルーカス 「素敵な答えだね、どうもありがとう。この木の家が金子さん家族ともにこれからどう変化していくか、僕も楽しみだよ」

BESSの家
https://www.bess.jp

text | Miguel Utsunomiya photography | Shuhei Tonami videography | Kei Suzuki, Shuhei Tonami