
材料(2人分)
きゅうり … 2本
茗荷 … 1個
青紫蘇 … 3枚
味噌 … 大さじ1
砂糖 … 小さじ1(好みで調整)
いりごま … 小さじ1
塩 … 2つまみ

作り方
1. きゅうりは薄く輪切りにしてボウルに入れ塩をかけまぜ、10分ほどおきしんなりしたら、手でぎゅっと水分を切る。茗荷は薄切り、青紫蘇は千切りにする。



2. ごまは炒り香ばしくする。

3. 味噌、砂糖、炒りごまを混ぜあわせき(1)のきゅうりを和え、青紫蘇、茗荷を混ぜる。



群馬県の甘楽町は、小麦粉の産地で「すいとん」や「つみっこ」、「やきもち」など、昔ながらの素朴な小麦粉の郷土料理がいろいろと受け継がれています。
地元のお母さんたちにお話を聞くと、夏になるとよく作るという「きゅうり和え」を教えてくれました。きゅうりといえば、塩や甘酢でさっぱりと味付けするイメージが強いですが、甘楽町では味噌で和えるのが定番だそうです。この地域では、昔から農作業がひと段落する冬の時期に、男性たちが集まり、一年分の麦入り味噌を仕込む習わしがありました。その伝統は今も受け継がれ、「轟(とどろく)みそ」として販売されています。
その味噌で和えた「きゅうり和え」は、薬味の香りと味噌のコクが絶妙に合わさり、そうめんにも、ご飯のおかずにもぴったり。炒り直したごまを加えれば、香ばしさがぐっと引き立ち、夏野菜がご馳走になります。手早く作れて、暑い日にもさっぱり食べられる一品です。

minokamo | 料理家、写真家
岐阜県出身。子供の頃、祖母と楽しく作った料理の思い出が料理活動のきっかけ。「ひと皿」の中にも、風土・歴史・暮らしが詰まっている各土地の料理を取材、執筆、アレンジなどしている。minokamoが各地の家庭訪ね料理をまとめた「料理旅から、ただいま」(風土社)発刊中。
