【レポート】知らない名古屋をめぐる、春の、週末自転車旅

3月最終週に訪れた、ツール・ド・ニッポン in 名古屋への旅路。「名古屋のイメージ、変わったー」の声が、とっても嬉しく心に響いた最高の2日間でした。名古屋から輪行で長久手へ、そして豊田・瀬戸をめぐる1日目と、瀬戸から犬山 […]

04/02/2016

3月最終週に訪れた、ツール・ド・ニッポン in 名古屋への旅路。「名古屋のイメージ、変わったー」の声が、とっても嬉しく心に響いた最高の2日間でした。名古屋から輪行で長久手へ、そして豊田・瀬戸をめぐる1日目と、瀬戸から犬山へと抜ける2日目。滋賀大分(国東半島)に続く、久しぶりの1泊2日旅でした。
〝名古屋圏観光宣伝協議会(通称、名古屋圏)〟の誘致ということもあり、いつも以上に華やかな今回のツアー。集合場所の「藤が丘」駅に到着するやいなや、チーム・名古屋圏の方々の熱いサポートが。蒸しあがったばかりの鬼まんじゅうを用意して参加者を出迎えてくれたのです。リニモに乗り込み、降りた駅では、ツール・ド・ニッポンの愛車・BRUNOを一人ひとりに合わせてフィッティングし、サイクリングスタート! 頼れる道先案内人サークルズのシゲさんを先頭に、参加者が後に続きます。
グリーンロードでウォーミングアップをした一行がまず立ち寄ったのは、豊田市の猿投(さなげ)地区。『PAPERSKY』本誌でも紹介した、森の案内人・安藤征夫さんが「あさひ薪づくり研究会」のお二人とともにお待ちかね。木を切り、森を整え、切った木は薪にして活かすという、彼らの活動に感心した後、我々も薪割りに挑戦することに。快晴の空のもと、斧をふり薪を割ってみると、清々しい気持ちになりました。そして、鬼まんじゅうに続いて提供された〝名古屋めし〟は、絶品!コンパルの海老フライサンド。フライサンド片手に、最高のひとときを過ごしました。
安藤さんたちに別れをつげ、ツールド史上最もハードな峠道を、声をかけあいながら越えた我々(みんな、よく頑張りました!!)は、〝せともの〟としてその名を知られる瀬戸市へ到着。店主のセンスによるセレクトが魅力の雑貨店「タロケイ」で、瀬戸焼に用いられる石膏を使ったワークショップを体験し、瀬戸の町を散策したところで1日目のプログラムが終了。
2日目もチーム名古屋圏が届けてくれた、蒸し上がったばかりの瀬戸川饅頭をいただいてからスタート。神社の境内にあるホテルに宿泊したこともあり、旅立つ前に参加者全員で安全祈願へ。瀬戸市から目的地である犬山市までの道中には、尾張旭市・名古屋市守山区・春日井市・小牧市の里山を抜けます。これは、東西を走る電車からでは、なかなか見られない景色。かつてのニュータウンの裏には野山が広がり、幹線道路と並行して走る道も田畑の中を抜けられる道だったり…。名古屋からほど近いエリアに、こんなにものどかな風景が広がっているとは! それは名古屋のイメージを変えるものでした。
そして、2日目の道中も名古屋めしのオンパレード。キャプテン大好物のういろうに、ルーカスが毎日食べたいというクッピーラムネ、天むす……ツールド史上最もおいしい!補給食が続々と登場しました。極めつけは犬山市の星月夜のお弁当。特別に用意してくださったこだわり弁当と手づくりスイーツ&ドリンクを贅沢空間で堪能した後は、最終目的地である犬山城へ。桜の開花でにぎわう犬山城では、当主の成瀬淳子さんが、オリジナルのキャンディを準備して出迎えてくださいました。そして、普段は決して立ち入ることができない特別な間へもご案内いただき、本当に贅沢なひとときを過ごさせていただきました。
要所要所で手づくりの看板を作成してくださっていたチーム名古屋圏のみなさん、大きな看板を掲げて犬山城の前でサプライズくださった犬山市観光課のみなさん……ラブリーすぎる名古屋の人々の温もりに支えられた2日間。大変な道中を笑顔で乗り切った参加者のみなさんと〝こんな名古屋もあったんだ〟に気づけた、最高の名古屋自転車旅でした。
» Tour de Nippon in Nagoya