隠れ家ビーチで過ごす、静かなバルセロナ

にぎやかなビーチもいいけど、隠れ家的ビーチも悪くない。全長4kmにもおよぶ海岸線には、ノーマルなビーチから釣りを楽しめるビーチ、トップレスビーチやゲイビーチまでバリエーションも豊富。2013世界水泳の広報担当・アンデルが […]

09/25/2013

にぎやかなビーチもいいけど、隠れ家的ビーチも悪くない。全長4kmにもおよぶ海岸線には、ノーマルなビーチから釣りを楽しめるビーチ、トップレスビーチやゲイビーチまでバリエーションも豊富。2013世界水泳の広報担当・アンデルが教えてくれたのは通称「Forum」という隠れ家風ビーチだ。
「週末には文化交流や音楽のイベントがよく開かれるんだ。バルセロナの人間は海辺の催しが大好きだからね。7月には世界水泳のオープンウォーター競技もここで開催される。この埠頭から世界的なスイマーの泳ぎを眺められるはずだよ」
バルセロナの住民が大好きな「憩いの場」。海辺では地元の人がスイミングや釣り、ヨットなどを思い思いに楽しんでいる。それにしても、この一帯の海辺は清潔だ。アンデルも自慢げにうなずく。
「バルセロナのビーチはほとんどが人工のものだっていわれるけど、たびたび、きれいに整備しているだけだよ。いま、ビーチとして知られている90%以上ものエリアがもともと砂浜だった。そこに工場や漁港のゴミが溜まっていたのを、五輪をきっかけにきれいにしようということになったんだ。五輪はそれだけ、ここに住む人間にとって大きな転換機になったね」
バルセロナ五輪のタイミングでさまざまなものが生まれ変わったとあらためて知る、街の散策。90年代以前を知る人にとっては、風景も人々の精神も驚くほど一変したと感じられるかもしれない。アンデルも、スポーツを愛でる精神がこの街と人の軸になっていることを否定しない。
「人生を楽しむうえでスポーツは重要なものだとこの街の人々はわかってる。海と山に恵まれている場所だということも大きいね。ここで人気があるのはサッカーだけじゃないよ」
» PAPERSKY’s BARCELONA | SWIM Issue (no.42)