St. George Spirits | 創造の種が詰め込まれたウィスキー

僕らが次に目指したのはThe Island Cityと呼ばれるアラメダ・エリア。美しい湾を臨む広大なエリアには、地元の誇りともいえる酒造ブランド「St. George Spirits」がある。 カリフォルニアの海軍基地の […]

07/08/2015

僕らが次に目指したのはThe Island Cityと呼ばれるアラメダ・エリア。美しい湾を臨む広大なエリアには、地元の誇りともいえる酒造ブランド「St. George Spirits」がある。
カリフォルニアの海軍基地の跡地を利用した蒸留所にはオープンエアのバーもあって、ここでつくられたオリジナルのシングルモルトウィスキー、ジン、ラム、ブランデーなどを存分に味わうこともできる。責任者のランス・ウィンタースは蒸留プロセスを説明しながら、仕事のおもしろさについてこう話してくれた。
「酒づくりっていうのは本当に創造的だよ。酒の香りは、飲む人をどこか遠くへ導くような作用をもっている。これは近くの山にある松の木にインスパイアされてつくったジンだし、これはカリフォルニアの自然に住む動物をイメージしてつくったアーシーな香りのラム。この蒸留所は30年以上も前に、まだ地元ではあまり知られていなかった焼酎にも挑戦したんだ。今でも革新的な酒をつくるため、身のまわりのすべてのことをヒントにしているよ」
オリジナルの商品づくりには、膨大な回数の試飲が不可欠。そんなこともあって、広大なエリアを活かした試飲イベントやさまざまな企業とのコラボによるパーティにも意欲的なランス。人々とのコミュニケーションこそが、良い酒を造る条件だと熱く語ってくれた。
「画家とかフォトグラファーの展覧会をここで開催するのも、アートから刺激を受けて良い酒をつくりたいっていう動機から。これからも意外な催しをどんどん企画したいね。そこで出会った人々からはきっと酒のアイデアだけでなく、さまざまな創造の種が生まれてくるはずだから」
St. George Spirits
www.stgeorgespirits.com
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