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スノーシューで真っ白な雪原を歩くという贅沢

子供の頃、冬の遊び道具は“雪”だった。雪だるま作りや雪合戦、そして何より誰の足跡もない、積もりたての雪の上を歩くことは、特に幸せな気持ちを味わえる瞬間であった。真綿のような柔らかな雪は踏みしめるごとに心地よく、後ろを振り […]

01/28/2010

子供の頃、冬の遊び道具は“雪”だった。雪だるま作りや雪合戦、そして何より誰の足跡もない、積もりたての雪の上を歩くことは、特に幸せな気持ちを味わえる瞬間であった。真綿のような柔らかな雪は踏みしめるごとに心地よく、後ろを振り返って自分で作った道を眺めては嬉々として喜んでいたのを覚えている。それが大人になってみると、雪の上を歩くなんてと身構えてはしまわないだろうか。だがそんな心配はご無用。雪上をすいすいと歩くことができる魔法のアイテム、スノーシューにお任せあれ。
スノーシューとは、日本の雪国でも愛用されていた“かんじき”の西洋版。スキーやクロスカントリーと比べて容易で、トレーニングを積まなくても雪の上を歩くことができる。本誌no.20では青森県をフィールドに「スノーシューで見つけた八甲田の贅沢」という特集をしている。上の写真はその時のものだ。真っ白な雪原と森、そして静寂が辺りを包む中、ブナの森を抜け、慎重に沢を横切る。墨色の木々に光が差し込んだ時の神々しい美しさ。夏山トレッキングでは気がつかない発見もたくさんあり、例えば、雪原に残された野生動物の足跡。点々と続く愛らしい足跡は、野ウサギかはたまたキツネか。雪に覆われ静まり返った森に、生命の躍動を感じさせてくれる。振り返れば動物たちの足跡に、自分の歩いてきた足跡が重なる。
2010年2月27日-28日には、ペーパースカイ・マウンテンクラブ初めてのスノーシューイベントが行われる。場所は北八ヶ岳の高見石小屋周辺。冬の北八ヶ岳をフィールドに、雪と戯れ凍り付いた池を散策し、冬山を遊びつくす1泊2日のマウンテントリップだ。夜は山小屋で降るような星空を眺めたり、ワインを片手に穏やかな時間を過ごす。スノーシューをはじめてみたいという人から達人まで、誰でも参加できるイベントです。
【イベント詳細】
日時:2月27日(土)・28日(日)1泊2日 高見石小屋泊
参加費:ひとり2万5000円(交通費、宿泊費、保険料、スノーシューレンタル費用などすべてを含む)
場所:北八ヶ岳(渋ノ湯〜高見石小屋周辺)
http://www.yatsu-akadake.com/takami-k.html
装備:スノーシュートレッキングといっても雪山は雪山ですので、雪山に対応できるウエアが必要です。ピッケルはいりません。アイゼンも必要ありませんが、軽アイゼンがあると便利です。
応募締め切り:2月15日
参加ご希望の方は、●お名前 ●年齢 ●性別 ●血液型 ●メールアドレスを記載の上、成瀬洋平([email protected])に、2月15日までにご連絡ください! また、ご不明な点、ご質問などがございましたら、成瀬までお気軽にご連絡ください。
» マウンテンクラブ・スノーシューイング in 北八ヶ岳