PAPERSKY ツール・ド・ニッポン in 南信州 開催レポート

稲刈りを目前に控えた金色の野、木々に実り色づきはじめる赤や青のりんご、アルプスの山々と秋晴れの空。ツール・ド・ニッポンの南信州旅は、そんな美しい初秋の町を〝五感で存分に楽しむ〟週末となった。 長野県南部に位置する駒ヶ根市 […]

10/16/2019

稲刈りを目前に控えた金色の野、木々に実り色づきはじめる赤や青のりんご、アルプスの山々と秋晴れの空。ツール・ド・ニッポンの南信州旅は、そんな美しい初秋の町を〝五感で存分に楽しむ〟週末となった。
長野県南部に位置する駒ヶ根市を起点に、フルーツの宝庫でもある松川町を目指す。旅のお供はもちろん、我らがBRUNO駒ヶ根観光協会でレンタサイクルとして貸し出ししているのもBRUNOのミキスト!というわけで、観光協会のスタッフも交え、山々に抱かれた町を自転車でめぐるチャレンジがはじまりました。駒ヶ根駅や駒ヶ根バスターミナルのある市内中心部から天竜川へ、一気に坂道をくだる。早朝、各地からバスなどで集合した参加者の体がほぐれたところで、信州名物〝おやき〟休憩へ。運良く「かっぱふれあいセンター」の月に一度のおもてなしデイと重なり、おめあての中沢おやきに加え、松茸ごはんや豚汁、地域のご夫人たち手づくりの漬物やりんごなどのおもてなしに、すっかり心までほぐれたのでした。
飯島町や中川村の暮らしを垣間みながら、〝私だけが知っている〟と秘密にしたくなるような木漏れ日気持ちいい山道を気持ちよく進む。よどみなく流れる天竜川を耳と目で感じられて、自転車だからこそ!のヒーリング効果の高いルートだ。小刻みな坂ののぼり下りを経てたどり着いた「古民家七代」では、家主の米山永子さんとお母さまがお出迎え。江戸末期、黒船がやってきた時代に7代前の先祖たちが建てた民家へ、靴をぬいであがる。本誌(no.60)で取材をした養蜂女子部も集い、賑やかでおいしい幸せなひととき。干し柿バターサンド、庭で採れた野菜の漬物、地元養蜂家のおじさまたちが育てた日本ミツバチの巣まるごと!お腹にも心にも喜びゆきとどいたおもてなしに、再訪を願い後ろ髪ひかれながら、最終目的地の「信州まつかわ温泉 清流苑」へ。中央アルプスの山々への登山口のある標高まで、否応なく続くのぼり坂が待ち受ける。それぞれのペースで自らと向き合いながら、全員無事にゴール。達成感とともに湯に浸り、ホッとしたのでした。
南信州で過ごす1日のお楽しみは、夜も続きます。清流苑から「フルーツガーデン北沢」へ移動し、りんご畑のなかで焚き火を囲んでのバーベキューです。北沢さんご一家が営むりんご園は、りんごの生ハム巻やりんごジャムのカナッペなどの前菜にはじまる本格的なバーベキューが楽しめる極上の場所。100%のリンゴジュースに、園オリジナルりんごのシードルを存分に味わいながら、りんご園の未来を担う北沢毅さんが、料理の腕をふるいます。肉ニラ巻、燻製肉、何度も練習を重ねたという魚介のパスタ……うーん、いま思い出してもお腹が鳴るご馳走でした。
実は雨予報も出ていた9月最後の週末。2日目の朝も、起きてすぐに空を確かめてしまうほど心配していたのですが、長袖も雨具も不要なほどの心地いい陽気に。中央アルプスの烏帽子岳へ向かう道中にある標高1470mの小八郎岳をめざす。鳩打峠に駐車しての往復1.5時間初心者コース、がお決まりなのだけど、清流苑を起点に歩きはじめることで3時間ののぼりルートができあがる。先導役のトレッキングガイド片桐芳昭さんも、下見で歩いてくださったのがはじめてだったという道中は、整備もされているのだけれどお世辞にも〝楽チン〟とは言えないものだった。きつい斜度をいくつも進むときには、自然と口数も減っていた。それでも、汗ばむほどの陽気に木漏れ日はやさしく、ようやく頂上にたどり着いたときには、想像以上に青い空と秋風が迎えてくれた。四方を見渡せる美しい景色はもちろん、頂上でいただいた「ヤマドリ食堂」高橋詩織さんのおいしい美しいジビエ弁当でパワーチャージ!食後ほどよいタイミングに、松川町でコーヒーを自家焙煎する「カネコーヒー」の未歩さんが峠までご出張。〝鳩打カフェ〟としておいしいコーヒーと焼き菓子をご用意くださったおかげで、約6.5時間のハイキングを達成した一行なのでした。
山々に抱かれた南信州でのツアーということもあり、想像していたより山あり谷あり、タフな2日間だったのではないでしょうか。はじめて参加くださった方も多かったのですが、同じ釜の飯を囲んだ仲間たちの「また次の旅で会いましょう」と飛びかう声が嬉しかったのでした。さて次のツール・ド・ニッポン旅は、3月20-21日(祝金・土)の2日間。3連休の前半2日間で開催する、四国・高知への旅です。高知市内の散策、おいしい高知がギュッの〝お客〟ごはん会、美しい川をめぐるサイクリングと、楽しさ満載の春旅をお楽しみに。
PAPERSKY ツール・ド・ニッポン  www.papersky.jp/tour
<共催>
(一社)駒ヶ根観光協会
長野県地域発元気づくり支援金活用事業
(一社)南信州まつかわ観光まちづくりセンター
<Tour de Nippon Supporters>
BRUNO
B_ant
knog
BROOKS
URBAN RESEARCH DOORS
DIAGNL camera equipment
かまわぬ
UNITED ARROWS green label relaxing
PeakPerformance
HOUDINI
Icebreaker
ORTLIEB
le.cyc
KINTO