PAPERSKY ツール・ド・ニッポン in 茨城 開催レポート

新緑美しい5月最後の週末は、それはもうアツイ(気温も)!茨城での自転車旅を過ごすことができました。日本で2番目の大きさを誇る湖・霞ヶ浦の周囲をぐるりとめぐるりんりんロードを満喫しながら自転車で快走する、1日目の土浦デイ。 […]

06/05/2019

新緑美しい5月最後の週末は、それはもうアツイ(気温も)!茨城での自転車旅を過ごすことができました。日本で2番目の大きさを誇る湖・霞ヶ浦の周囲をぐるりとめぐるりんりんロードを満喫しながら自転車で快走する、1日目の土浦デイ。はじまりは、土浦駅直結の「ル・サイク土浦店」。ツール・ド・ニッポンのこれまでの旅のなかでも、最も輪行参加者が多かったのがこの茨城旅。2日間のツアーガイド役を担ってくださった大澤慶さんがこの自転車店の一員でいらっしゃったこともあり、愛車とともに駅に降り立った参加者がとてもスムーズに集合ができました。なにより輪行にまだ自信がない参加者の自転車の不具合も、すぐに解決。スタート前に、簡単な輪行テクニックも教わることができたほどでした。
駅前から続く足もとの青いラインが、湖の周回を楽しめるりんりんロードへ誘います。湖畔には修理道具などを借りることができる休憩スポットなどもあり、安心してサイクリングが楽しめます。見渡すかぎりの蓮田と海ほどに感じられる霞ヶ浦にたつ小さなさざなみが、この地域らしい風景。遠くに筑波山や世界で4番目の立像という牛久大仏も捉えながら、霞ヶ浦環境科学センターでのお待ちかねランチタイムです。この日のために用意したのが〝黄門料理〟のお弁当です。黄門料理は、食への関心が深かったといわれる徳川光圀公や斉昭公にまつわる食文化の文献をもとに、現代の人にあうように復元されています。水戸市内の限られたレストランなどでいただける料理を、特別にお弁当に詰めていただいたのです。参加者も「どれも本当に美味しい!」と大好評でした。
このあたりがかつて海だったことがわかる貝塚を見学しながら、湖畔の美味しい休憩スポット「かすみキッチン」へ寄り道。ここでは、地元で代々レンコン農家を営む野口憲一さんがお出迎え。心を注いでつくられた極上のレンコンをいただきながら、かすみがうら地域のレンコンづくりの歴史や農家さんからしか聞けないようなお話を聞き、美味しさとお話で笑いがこぼれるふれあいができました。向かい風・追い風に見守られての湖畔サイクリングは、この先で終了。行方市ののどかな町を抜けてたどり着いた「大場家郷士屋敷」では、なんと!水戸黄門こと徳川光圀公と助さん格さん(水戸黄門漫遊一座の皆さん)が迎えてくれる嬉しいサプライズ。水戸徳川家のお宿でもあった大場家の素晴らしいお屋敷では、光圀公直筆の書などを〝この日限り〟展示して私たち一行を歓迎くださいました。この地に暮らす人や味、地域らしさに抱かれ格別な1日になったのでした。
2日目は県北の常陸太田駅から、徳川光圀公も歩いたかもしれない旧道などを選んで水戸を目指します。スタート直後、私たちを迎えたのは常陸太田駅前にある鯨ヶ丘のスローな町並みでした。ご参加のお一人でもあった茨城県職員の方が率先して地域をご案内くださりながら、ルーカスもとても気に入っていたこの町をのんびり周回しながら「西山御殿」を目指します。光圀公がご隠居生活を送りながら『大日本史』の編纂に没頭されていたというこの地は、それは自然が美しく穏やかな理想郷のようで、光圀公の心を近くに感じられるような気がしたのでした。美しい庭園の茶屋で、ホッとひと息。水戸銘菓の吉原殿中(御家宝)をいただきながら、これから先に待ち受ける道のりへのチャージも万端。一路、常陸野ネストビールがつくられている木内酒蔵へ。
茨城旅でのお楽しみの一つが、事前に仕込んでもらっていたツール・ド・ニッポンオリジナルのクラフトビールでした。サイクリングの道中にいただくことは叶いませんが、お土産としてお持ち帰りいただくビールを楽しみに参加された方も多かったようでした。山田川沿いの小道や田畑のなかを気持ちよく走りながらも、休憩もほどほどにここを目指してきた一行は、5月とは思えない日ざしと気温で喉もカラカラ汗だく。大正期の蔵内でいただいた、美味しい蕎麦と自家菜園の野菜たっぷりかき揚げ、清らかな水やノンアルコールビールなどのおかげで、体のすみずみまで生き返ったようでした。
この先は、列車と並行して水戸へ続いている旧道を、いざ水戸へ。実はこの日、光圀公がご隠居生活を送った「西山御殿」、「常陸野ネストビール」直営の蕎麦屋で昼食、ゴールの水戸「千波湖公園と偕楽園」という、立ち寄りが少ないチャレンジングな行程でした。いつもより少し頑張った実感を得られた1日になったのではないでしょうか。千波湖公園の美しい景色と、湖を眺めるように立つ光圀公像に迎えられてゴール。偕楽園まで散策して解散し、再会を期待しながら帰路につきました。〝茨城を自由に楽しんでもらいたい〟という願いもあり、どちらか1日の参加もできた初夏の旅。皆さんそれぞれの旅の話を聞くのも、私たちスタッフのお楽しみの一つです。さて、次回は9月の長野・南信州の旅でお会いしましょう!
 
PAPERSKY ツール・ド・ニッポン
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