楽しみも納得も手に入る自転車店

自転車で山へ入り、ハンモックに揺られて珈琲を一服。仲間との楽しいひととき……この写真に写る至福の時間を得られる自転車店「CLAMP」。名前だけは知っていたが、ようやく足を運ぶことができた。名物店長の武ちゃんこと武村信宏さ […]

10/07/2019

自転車で山へ入り、ハンモックに揺られて珈琲を一服。仲間との楽しいひととき……この写真に写る至福の時間を得られる自転車店「CLAMP」。名前だけは知っていたが、ようやく足を運ぶことができた。名物店長の武ちゃんこと武村信宏さんは、大阪での自転車店勤務などを経て長野へ移住。アウトドアスポーツのガイドをしていたのだが、縁あって2011年に南信州・伊那で「CLAMP」を始動することになった。
小さなころから「体を動かすことが好き」と公言する武ちゃんは、自転車とスキーを中心にあらゆるスポーツに取り組んでいる。「体を動かすことで生活が豊かになる。伊那の自然豊かな里山で楽しくストレスを解消するのに、自転車はいちばんの道具だと思うんです。遊び道具であって移動手段でもあるのがいいんですよね」。5年前、厄年も重なり体のリカバリーがうまくいかなくなって、スポーツトレーナーに頼んで自身を体のなかから変えてもらうことにした。そんな経験から、お客さんを個別にトレーナーが体を整える機会もつくっているそうだ。「大好きなスポーツを長く続けるためには、怪我をしない体づくりが本当に大事。夢中になっている人ほど体を壊して諦めざるを得なくなるのが寂しい」と、楽しむための多様な機会はもちろん、そのためにするべきことを体現して伝えている。 
「こういうお店をやろう、と思って始めたわけではなかったから、今も日々いろいろ考えて必死にやっています」と話すが、苦労をちっとも見せないほどスポーツのある楽しそうな暮らしを発信している。どんなときも80点以上の出来を意識して、自分と向き合いながらあらゆるスポーツに没頭してきたし、努力してきた。「家から一歩出れば散歩だってアウトドア。僕はあまりレースには興味がないんですが、日常的に体を動かすことを楽しんでいます。外で遊ぶ自分を見て、店長みたいにスポーツを楽しみたい、そう思ってもらいたいです」。天井が高い倉庫のような店内には、自転車をはじめアパレルや雑貨、珈琲にスイーツ、古道具などが並ぶ。武ちゃん自らフィールドで試したことを直に聞くことができるし、伊那谷を一緒に楽しみながらガイドをしてもらえる。こんなにも親しみを覚え、それでいて信頼できる自転車店に出会えたことが、今、とても嬉しい。
CLAMP
clamp-bike.com