naiad story vol.2 ガスール 大地からのおくりもの (2)

モロッコを原産とし、肌や髪をうるおすスキンケア素材として、古くから愛用されてきた粘土「ガスール」。今回はそのガスールを原産国であるモロッコの人々がどのようにして生活に取り入れてきたのかを紹介したい。 北アフリカ最大ともい […]

08/12/2013

モロッコを原産とし、肌や髪をうるおすスキンケア素材として、古くから愛用されてきた粘土「ガスール」。今回はそのガスールを原産国であるモロッコの人々がどのようにして生活に取り入れてきたのかを紹介したい。
北アフリカ最大ともいわれる迷路のような旧市街を持つ(フェズやマラケシュなどの)モロッコの市場。生鮮品やスパイス、雑貨、衣料…生活に必要なものが揃うマーケットの一角で、ガスールも売られている。手軽に使えるタブレット状のガスールを手にする主婦もいれば、原石を量り売りで購入する人もいる。いまだに家庭で使用するガスールは、原石から自分でつくる主婦も多いという。
ガスールの原石は、そのままでは水に溶かすことができない。水に溶かしやすく、保存や持ち運びに便利なタブレット状のガスールをつくるには、水に溶ける状態にしなければならない。原石をいったん天日で乾燥させ、その後、乾燥した原石を砕いて水に溶ける状態にし、水を加えてペースト状に加工。そして再びテラスなどで天日乾燥させて完成する。これだけでも手間のかかる作業だが、モロッコの家庭では水だけでなくローズ、ハーブ、オレンジフラワーなどの蒸留水を加え、趣向を凝らしたオリジナルレシピのガスールもつくられている。それぞれの家庭に伝わるオリジナルレシピは、はるか昔から母から娘へと伝えられているという。モロッコの家庭ではこうした文化が大切に受け継がれてきた。
家庭でつくるガスールの考えかたは、ナイアード・モロッコのガスールづくりの基礎にもなっている。「自分を綺麗にしてくれる大切なものをていねいにつくる」といった考えのもと、工房のスタッフは品質を守る工夫を重ねている。こうして製品化されるナイアードのガスールは、モロッコの女性たちが受け継いできた伝統とともに、遠く離れた日本で暮らす私たちのもとへと届けられるのだ。
水で溶いて使用するガスールだが、水の代わりに「朝摘みばら水」(同じくモロッコで生産されるナイアードの商品)でガスールを溶いてみるのもおすすめ。ゆったりとした気分でパックを楽しめば、モロッコの女性が大切にしてきた「ガスール」と美の探究心の歴史を、垣間見ることができるかもしれない。

ガスール固形150g 735円/ガスール固形500g 1680円/ガスール粉末 150g 840円/ガスール粉末 500g 1890円
【お問い合わせ】
ナイアード:042-552-8960 www.naiad.co.jp