島の台所、サン・ベネディット市場からカリアリ散策へ

カリアリはサルデーニャ島の南の玄関口であり、島第一の都市。実際、歩く人々や立ち並ぶ店など、今回の旅で唯一、都会的な要素を感じるエリアだった。「とはいえ、あんまりコミコミ、ワチャワチャしてないよね」と、くるみさん。そう、そ […]

06/05/2014

カリアリはサルデーニャ島の南の玄関口であり、島第一の都市。実際、歩く人々や立ち並ぶ店など、今回の旅で唯一、都会的な要素を感じるエリアだった。「とはいえ、あんまりコミコミ、ワチャワチャしてないよね」と、くるみさん。そう、そこはやっぱりイタリア本土からは距離のある島であって、どこかのんびりとしたムードだ。
そんな場所にイタリアで最大のマーケットがあるのが少し意外な気もする。街の中心部にあるサン・ベネデット市場である。1階は魚介の店だけが何十と並び圧巻だ。貝専門店ならいざ知らず、カタツムリ専門店まである。セリエAのカリアリ・カルチョのフラッグが下がるローカルな商店街らしさもたたえた2階は、肉、野菜、乳製品、パンなどのフロア。お上りさんだろうが外国人だろうが区別なく、自慢の品を味見させてくれる店員とのやりとりが楽しい。と、くるみさんが果物屋さんに手招きされ、陳列台の向こう側へ。なぜか即席店員になって、店のエプロンをかけていちごを量ったり、お客さんにおつりを渡したり。突如のフォトシューティングになった。
洗練されたおみやげを調達したいなら、Bonuがいい。チーズやサルシッチャ、ワインやドルチェなどなど、サルデーニャの特産物がそろう。ミルトの酒やジャムの小瓶はばらまき土産に最適。カリアリ空港にも支店がある。
Bonuの店員においしいジェラート屋はないかと訊くと、「このすぐ裏にあるよ」と教えてくれたのがStefino。フェアトレードの食材を使ったこだわりのフレーバーのおいしさと、店主ステファノさんのナイスガイっぶりにやられた一行は、翌日もまた立ち寄ってしまったのだった。
 
» PAPERSKY #44 Sardegna | FOOD Issue (no.44)