Lodge Ride バイクパッカー憧れのビッグライド|Oregon Cycling 04

「オレゴン・ティンバートレイル(OTT)」はアメリカ最長を誇る、全長およそ1,070kmのバイクトレイルだ。カリフォルニアからコロンビアリバー渓谷に至るトレイルの半分以上がシングルトラックという、マウンテンバイカーやバイ […]

01/27/2020

「オレゴン・ティンバートレイル(OTT)」はアメリカ最長を誇る、全長およそ1,070kmのバイクトレイルだ。カリフォルニアからコロンビアリバー渓谷に至るトレイルの半分以上がシングルトラックという、マウンテンバイカーやバイクパッカーにとって夢のようなトレイルで、2017年にオープンしたばかり。「オレゴンには無数のトレイルがあるから、新たに道を切り拓くのではなく、荒廃してしまった古いトレイルを整備し直してつなげようというのがOTTのコンセプト。バックカントリーの可能性をさらに広げようと思ったの」というのは、OTTの整備を担う「オレゴン・ティンバートレイル・アライアンス(OTTA)」のCEOを務めるジョスリン・ガウディ・クォレル。トレイルメンテナンスやナビゲーションといった教育的なワークショップを開催するなど、OTTAでは自立したバイクパッカーの育成にも積極的に取り組んでいる。
セントラル・オレゴンの山あいの街、シスターズを出発し、ジョスリンにOTTを案内してもらう。静かな森のなかを走るシングルトラックは、ガレ場が多く少しテクニカル、そして最高のドライコンディション! 3つの山が連なる「スリーシスターズ」の絶景を前に、歓声を上げながらビッグライドを満喫する。トレイルを降りた後は舗装路を走り、シスターズ郊外にある「The Suttle Lodge」を目指す。デシューツ国立森林公園内の湖畔にたたずむロッジは、エースホテルが手がけてリニューアルを図ったスタイリッシュな山小屋だ。ライドの興奮冷めやらぬまま、ロッジのバーでクラフトカクテル片手にジョスリンとMTB談義。暖炉の炎は赤々と燃え、夜空には一面の星が広がり……。これ以上の幸せってあるだろうか。
 
» PAPERSKY #61 OREGON | Cycling issue