「フリーダ・カーロの遺品 ー石内都、織るように」

近代メキシコを代表する女性画家フリーダ・カーロの遺品を、世界的な写真家・石内都がメキシコのフリーダ・カーロの生家で撮影をする過程を収めたドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 −石内都、織るように』が、8月よりシア […]

06/22/2015

近代メキシコを代表する女性画家フリーダ・カーロの遺品を、世界的な写真家・石内都がメキシコのフリーダ・カーロの生家で撮影をする過程を収めたドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品 −石内都、織るように』が、8月よりシアター・イメージフォーラムほか全国劇場で公開されます。生涯痛みを背負い壮絶な人生と恋多き情熱的な生き方で、今もなお多くの女性に刺激を与え続けているフリーダの遺品を、石内都はメキシコの自然光のもと、写真を通じてだれもが想像をしたことがない新たなフリーダ・カーロ像を浮き彫りにしました。メキシコの伝統刺繍、死者の日などの祝日など、メキシコの文化、宗教、死生観にもフォーカスし、旅が好きな人にも楽しめる映画となっています。
「フリーダ・カーロの遺品 ー石内都、織るように」
2015/日本/89分/カラー
製作・配給:ノンデライコ
予告編リンク
https://www.youtube.com/watch?v=vhZQvJ_WlME
フリーダ・カーロ(1907-1954)
近代メキシコを代表する画家。6歳の時にポリオのため右足が不自由となった彼女は、さらに17歳でバスの大事故で瀕死の重体に陥ったが九死に一生を得る。入院中に独学で絵を学び、その作品は著名な壁画家で後に夫となるディエゴ・リベラに絶賛を受けた。後遺症に苦しみながらもフリーダはメキシコ、アメリカにおいて絵画・壁画を制作し、ヨーロッパにおいてもシュルレアリズムの作家としての評価を得た。恋多きフリーダは、レオン・トロツキーやイサム・ノグチとの奔放な恋愛や、ディエゴと二度にわたる結婚など、作品と共にその情熱的な生涯は現在の女性たちに今もなお刺激を与え、広く共感を呼んでいる。
 
石内都 (1947年群馬県生まれ、横須賀育ち)
現代日本を代表する写真家。初期三部作「絶唱、横須賀ストーリー」「APARTMENT」「連夜の街」で街の空気、気配、記憶を捉え、同い歳生まれの女性の手と足をクローズアップした「1・9・4・7」以後身体にのこる傷跡シリーズを撮り続ける。’05年「Mother’s 2000-2005 未来の刻印」でヴェネチア・ビエンナーレ日本代表。’09年に発表した写真集「ひろしま」(集英社)、写真展「ひろしま Strings of time」(広島市現代美術館)では、原爆で亡くなった人々の衣服を撮影。衣服をまとっていた人々がいまそこに在るように写し出したその作品群は話題を呼んだ。 ‘14年、日本人で3人目となるハッセルブラッド国際写真賞を受賞し、各方面で更なる注目を浴びている。
 
監督:小谷 忠典(こたに ただすけ)
1977年、大阪府出身。絵画を専攻していた芸術大学を卒業後、ビュジュアルアーツ専門学校大阪に入学し、映画製作を学ぶ。『子守唄』(2002)が京都国際学生映画祭にて準グラン プリを受賞。『いいこ。』(2005)が第28回ぴあフィルムフェスティバルにて招待上映。初劇場公開作品『LINE』(2008)から、フィクションやドキュメンタリーの境界にとらわれない、意欲的な作品を製作している。前作『ドキュメンタリー映画100万回生きたねこ』(2012)は、国内での劇場公開だけでなく、第17回釜山国際映画祭でプレミア上映後、第30回トリノ国際映画祭、 第9回ドバイ国際映画祭、第15回ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭、サラヤ国際ドキュメンタリー映画祭、ハンブルグ映画祭等、ヨーロッパを中心とした海外映画祭で多数招待された。
公式サイト
http://legacy-frida.info/