Tevaでゆこう。新古息づく、粋な町へ

幾度訪れてもどれほど歩いても、京都の奥深さは、はかり知れない。古きを守り、新しきを汲みながら粋に革新する町。その喧噪からわずか30分で、里山トレイルや自転車で峠越えへ。モダン×アウトドアのTevaで、もっと自由に京都の奥 […]

01/16/2017

幾度訪れてもどれほど歩いても、京都の奥深さは、はかり知れない。古きを守り、新しきを汲みながら粋に革新する町。その喧噪からわずか30分で、里山トレイルや自転車で峠越えへ。モダン×アウトドアのTevaで、もっと自由に京都の奥へ。
京都は、江戸日本橋から始まる東海道の終点の町。三条大橋から見渡すことができる四方の山々と、それを借景にもつ神社仏閣、塔の連なりと眺望は、えも言われぬ趣である。ああ、京都に来たんだなぁと実感する瞬間。町中より橋から望むことで、花洛の繁華を感じられる。長旅を終えた旅人は、遠くに東山を見て安堵したことだろう。
古よりずっと、この町は旅人や訪問者を迎えてきた。京都への訪問者数は、昨年までの3年連続で過去最高を更新。外国からの宿泊客数も300万人超というのだから、すれ違う異国の人の多さにも納得する。静けさを求めて訪れてもおあいにくさま、にぎわいや人だかりはつきもの。目当ての場所も味わいたいものも数知れず、とかく忙しく過ごしてしまいがちなこの町だからこそ、ここで暮らす人の「日常」にふれてみるのもいいかもしれない。
鴨川の両岸にある小路を歩けば、散歩やランニング、サイクリングを楽しんだり、腰かけておしゃべりしたり、横になって昼寝する人もいる。そのなかのひとりに加わって、のんきに過ごすのも京都らしい。加茂川と高野川がひとつになって南へと流れる、ちょうど分岐にある鴨川公園(愛称:鴨川デルタ)では、ランナーが対岸へ向かって軽快に飛び石を跳ねていく姿を見かけた。
平安神宮の前に広がる岡崎公園は今年、たたずまいが大きく変わった。前川國男によって建てられた京都会館は、50年以上を経て「ロームシアター京都」としてリニューアル。当時の面影を残した新しい憩いの空間は、町に快く迎えられている。秋晴れが気持ちいい日の朝、散歩に来ていた女性は、Tevaのサンダルにソックスを合わせたスタイリングがお気に入り。白を基調にした柔らかい装いは、モダンな建築を前によくなじんでいた。
「老舗はモダン」というのが、花街の、あるお茶屋の家訓にあるそうだ。変わらないものがあって、変わっていくものがある。愛着ある劇場に新たな価値が加わったように、世界で初めてスポーツサンダルを生み出したTevaも、伝統を重んじながらモダンに進化する。アスファルト、寺社や御所の砂利道や苔むした階段、大文字山への山道。西へ東へ、上ル下ル。あちこち歩くうえで足をしっかりホールドし、フィールドや天候を選ばない。妙心寺を案内くださった和尚の日課であるランは、より楽しいアクティビティになるだろうし、鴨川をサイクリングする白シャツスタイルに合わせれば、京都の風さえ感じるように清々しい。サンダルのストラップをそのままに、圧倒的な軽さと防水機能をもつスニーカーは、この京都でも万能だ。
本のなかの京都を旅するのもいいだろう。川端康成の『古都』を片手に、京都各地の名所を巡るのも、梶井基次郎の『檸檬』の主人公気分で、丸善 京都本店を訪れるのもいい(2015年に京都BAL内に復活)。池波正太郎は、京の「味」に魅せられたひとり。村上開新堂の好事福盧、志る幸の利休弁当などなど、『むかしの味』や『食卓の情景』に登場する美味処は、まちがいなく頼りになる情報といえる。
縦横に美しく整えられた町は、その手に地図を携えていても、なかなか難儀だ。でも、迷ってこそ楽しいのだと、京都の人は話す。寺町通りにはその名のとおり寺が並び、商業施設に代わってもなお、建物の上階が寺として機能していたり、鞍馬口、荒神口、丹波口などの地名も、豊臣秀吉が町の周囲を囲むように築いた御土居の出入り口であったことの名残り。長い時間をかけて今の私たちに継承されてきた歴史の重なりが色濃く感じられる。アクティブに外へ出かければ、「日常」のなかに新しい発見がある。
西では、各地を旅歩いた旅人夫婦が古き町家を美しく改修し、あたたかな旅籠を開業した。厨房で美しい料理を創作する料理人は、東で弟とともにギャラリーを併設した菜食料理店を開店していた。昔から変わらぬ町並みのなかに、日ごとに変化する京都の表情を、見逃してはいられない。でも、鴨川の飛び石を軽やかに飛んだり、ピクニックや坐禅をして過ごす静かな時間もお忘れなく。
 
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