ムーンライトギア・千代田高史さん愛用のバイクパッキングの道具

前後キャリアに荷物を満載した時代は今は昔。バイクパッキングの登場以降、自転車旅の道具は驚くほど軽く、コンパクトになった。ライトウェイトな旅道具のオーソリティ、千代田高史さんのバッグの中身から、新しい時代のサイクルツーリン […]

12/13/2016

前後キャリアに荷物を満載した時代は今は昔。バイクパッキングの登場以降、自転車旅の道具は驚くほど軽く、コンパクトになった。ライトウェイトな旅道具のオーソリティ、千代田高史さんのバッグの中身から、新しい時代のサイクルツーリングの方向性を探る。
バイクパッキングの道具選びは軽量でコンパクトなものを選ぶことが大前提。特にマットとテントは近年大幅な軽量化が進んでいる分野なので、ここを替えるだけでもかなり荷物をコンパクトにできる。今回の旅では千代田さんの提案でシェルターに超軽量な大型タープをチョイス、そこに全員で眠る共同装備とすることにより大幅な軽量化を達成した。
また、機動力の高い自転車の旅では、移動先で商店や食堂に立ち寄れる機会も多いため、自炊はお茶やラーメンのお湯を沸かす程度と割り切れば、火器や食器も固形燃料や500cc程度のカップなど最低限のもので済む。春から秋の旅の場合は、よっぽどの高地でキャンプしないかぎり防寒着や寝袋も暖かさより軽量性を重視してもいいだろう。
ともあれ、最大のポイントは「持たない」こと。たとえば速乾性と防臭性に優れた化繊やウールのベースレイヤーならば着替えは最小限で済む。今回の6日間の旅でも2枚のメリノウールのTシャツと1枚のロングシャツだけで十分事足りた。あたり前だと思っていることを疑い、いるものといらないものをよく吟味して、まずはハンドルバーバッグやフレームバッグ、サドルバッグに入るものだけで旅に出ることを考えよう。
そうして吟味した道具を自転車に積み、ペダルを踏んだ瞬間、気づくはずだ。軽量な道具と自転車がもたらす、旅のまったく新しい可能性とすばらしい自由に。
  
Moonlight Gear
moonlight-gear.com
オンラインショップからスタートしたムーンライトギアが取り扱う商品を、実際に手に取り購入できるサテライトショップ。他店ではなかなかお目にかかれないライトウェイトでマニアックな旅道具のセレクションは一見の価値あり。もちろん本体であるオンラインショップも大充実しているのでぜひチェックを。
 
本誌「PAPERSKY」では、千代田高史さん愛用のバイクパッキングの道具を、写真入りで紹介しています。
» PAPERSKY #52 KYOTO | BICYCLE Issue