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DAY1: Tokushima 徳島で触れる伝統文化の過去と未来

HENRO-ing 1200 years × 1200 km × 120 sec. クルマで見つける新しい四国、ドライブ遍路1200km DAY1:Tokushima 徳島で触れる伝統文化の過去と未来 旅のスタート地点は […]

11/30/2014

HENRO-ing 1200 years × 1200 km × 120 sec.
クルマで見つける新しい四国、ドライブ遍路1200km
DAY1:Tokushima 徳島で触れる伝統文化の過去と未来
旅のスタート地点は、四国巡礼の第一歩とされる”発心の道場”・徳島県。大谷焼の窯元が点在する県道を経て、やはりまずは第1番札所・霊山寺へ。多くのお遍路さんが、お大師さまとの「同行二人」の長い旅路の第一歩を踏み出したこの場所で、ルーカス編集長率いる取材班もこの先の無事を祈願する。
霊山寺からクルマで約30分ほどの上板町は、江戸時代に阿波藍の生産で栄えた地域にある。現在も阿波和三盆糖と並ぶこの地の特産品である阿波藍だが、その原料をつくる「藍師」は、現在上板町に5軒残るのみだという。
後継者不足に悩む町に新風を吹き込んでいるのが、渡邉健太さんと楮(かじ)覚郎さんによる藍染めユニットBUAISOU.だ。藍の生産から商品開発までを手がけ、そのグループ名とは裏腹に、藍の伝道師として国内外でワークショップなども精力的に行っている。「藍染めの金剛杖カバーをつくってほしい」というルーカスの要望から、新たなコラボレーションが生まれるかもしれない。
第12番札所・焼山寺は、徒歩であれば5,6時間を要する「遍路ころがし」と呼ばれる山道の末にたどり着く遍路道最大の難所だ。ルーカスがついた鐘の音が、境内に響き渡る。まだクルマなどない時代、これだけ大きな鐘をいかにしてここまで運んできたのだろうか。
徳島市内では、阿波おどり会館で毎日行われている夜公演に参加。阿波鳴連による勇壮な男踊り、上品な女踊り、元気あふれるちびっ子踊りのコントラストと、それを引き立てる鳴り物の迫力に、約400年続く阿波踊りの奥深さを実感させられた一行だった。
 
★Information
霊山寺/Ryozen-ji
徳島県鳴門市大麻町坂東字塚鼻126 TEL:088-689-1111
技の館/Waza no yakata
徳島県板野郡上板町泉谷字原東32-4 TEL:088-637-6555
岡田製糖所/Okada sugar manufacture
徳島県板野郡上板町泉谷字原中筋12-1 TEL:088-694-2020
かねぎん坂野/Kanegin Sakano udon restaurant
徳島県阿波市宮川内落久保104 TEL:088-695-2081
焼山寺/Shosan-ji
徳島県名西郡神山町下分字地中318 TEL:088-677-0112
阿波おどり会館/Awa odori kaikan
徳島市新町橋2-20 TEL:088-611-1611
 

HENRO-ing 1200 years × 1200 km × 120 sec.
PriusPHV http://toyota.jp/priusphv/
QONVERSATIONS / OHENRO_01
「BUAISOU.」インタビュー(藍の職人ユニット)

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Text: Yuki Harada (Qonversations)
Photography: Koichi Takagi
Movie: Shota Nakajima