グローバルな視野でローカルな「環境」を記す地図

グリーン・マップ・システムとは、世界中の都市における「環境に良いもの、または悪いもの」をマッピングし記録していく地図製作プロジェクト。始めたのはNYに住むデザイナー、ウエンディ・ブラウアーさん。マップ上には、「公園」や「 […]

12/10/2009

グリーン・マップ・システムとは、世界中の都市における「環境に良いもの、または悪いもの」をマッピングし記録していく地図製作プロジェクト。始めたのはNYに住むデザイナー、ウエンディ・ブラウアーさん。マップ上には、「公園」や「遊歩道」から「エコ農場」「自然食レストラン」「ゴミ焼却場」「野生動物観察地点」「リサイクルショップ「石油漏出被害地区」「夕日が綺麗な場所」などなど、環境や暮らしにまつわる様々な事柄が、120以上に及ぶカラフルなアイコンで示され、市民や観光客に楽しく「緑の情報」 を提供している。’92年にウェンディさんらが作ったNYのグリーン・マップが公表されると、世界中の多くの人々がこれに関心を示した。活動は世界に広がり、市民団体や学校のサークル、有志のデザイナーなどさまざまな人々が自主的に参加し、各地の地図を作成するようになった。「そうやってグローバルに展開すれば、お互いの国の抱える事情が理解できるし、環境問題や環境政策、自然と都市の共存に向けたローカルな問題において情報交換やアイディアの提案ができる」と彼女は語る。

How Green is My City?
インターネット上のGoogle Mapと提携したグリーンマップも作成され、アメリカ・ヨーロッパ各地を始めとする世界各地のグリーンマップを見ることができる。日本では、まだ京都にいくつかのアイコンがマークされているだけなので、みなさんも自分たちの住んでいるエリアの地図を作ってみて、身近な「環境」から見つめ直す機会にしてみてはどうだろう。
» Green map
See also: Papersky no.6