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アーシーなデザインのバスク風ボードケース

サン・セバスティアンでは街なかでも、ウェットスーツ姿のサーファーが歩いているのをよく見かける。海からあがった後はシャワーも浴びず、ボードをケースにポン。そのまま家まで歩いて帰るなんていうスタイルがここでは当たり前だとか。 […]

06/20/2011

サン・セバスティアンでは街なかでも、ウェットスーツ姿のサーファーが歩いているのをよく見かける。海からあがった後はシャワーも浴びず、ボードをケースにポン。そのまま家まで歩いて帰るなんていうスタイルがここでは当たり前だとか。そんな彼らの必需品、ボードケースの人気ブランドが「ソウ&シング」。バスク発、話題のブランドのファクトリーを訪ね、エリ・サエスさんに会った。「なにかスペシャルなことを始めたくて。友だちが3人集まって自然にこのブランドができた。ノーマルなものじゃおもしろくないから、私たちが気に入ったテキスタイルを手づくりで組みあわせてケースをつくるの。かならず2種類のテキスタイルをミックスさせるのがポイント。私たちは、バスクの海や山、緑や食べ物などからインスピレーションをもらって、色や柄のデザインで表現してる」
プロサーファーも多く愛用するそのケースは、アーシーカラーをうまく使った落ち着いたデザインが特徴。そのどれもが一点ものだとか。「特別ってことでその人だけのデザインを考える。ボードのサイズやデザインの希望を聞いて、メールなどでやりとりしながらオリジナルケースをつくっていくの。私たちは古くて素敵なものが大好き。でもテキスタイルはかならず新品を入手してつくってる。少量だけ手に入れて使いまわしをしないのも特徴かも」
それぞれに異なる本業をもつというメンバー。ブランドをスタートさせた理由を聞くと、すぐさま笑顔でシンプルな答えが返ってきた。「ここでは皆、シンプルに生活を楽しみたいって思ってる。サーフィンや友だち、ドライブや料理、ワインもね。私たちもどれだけ毎日エンジョイできるかって考えたら自然とソウ&シングができたの」