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Paradise Calling
Livin’ & Working in MIYAKOJIMA
この宮古島で働き、暮らす人
vol.4

大城 仁

生命息づく島を守り続けるために

総面積約204k㎡の平らな大地の宮古島には、約5.5万の人々が暮らす。 そのなかには、宮古島に魅了され移住してきた人もいれば、 生まれ育ったのちに一度島を出て、戻ってきた人も。 宮古島で暮らす4人がどんな日々を送っているか、覗いてみよう。

01/28/2025

宮古島の新たな産業を、ここから


「島のことを決められる人になりたいと思って帰ってきました」

そう語る大城さんは、大学を卒業してすぐに宮古島へ戻ってきたため、周囲からは「こんなに早く戻ってきて大丈夫?」と心配されたという。

「島に恩返ししたい思いは高校生の時からありました。あと、小さい頃に父がよく虫捕りに連れていってくれたのですが、今は宮古島で生き物を見かけられる場所がぐんと少なくなっていて……。どうにかしなければという気持ちと相まって、宮古のために働こうと決めたんです」

琉球COLLECTION 叶」。工芸作家の作品をとおして宮古島の文化に触れられる
作家の人となりを知ることで、作品はより豊かに見えてくる
島を支える琉球石灰岩を研磨し、お香立てに仕立てた同店オリジナルの商品も
進行中のブルワリープロジェクトのミーティングも頻繁に行われている

大城さんは現在、宮古島に新たな産業をつくろうと、ブルワリー立ち上げの準備を進めているそう。

仕事を終えたあとは釣り竿を片手に静かな海を見つめながら、宮古島の未来について考えることが多いのだと続ける。

釣った魚を扱う手つきからも、大城さんの“生きもの好き”な一面が垣間見える
ラウンジバー「ホットボックス」は、地元の友人たちと集まり、語り合える大事な場

「泡盛以外にも、全国規模、ひいては世界規模で通用する産業がつくれないかと考えています。自分の夢に向かって活動している島の友だちも巻き込んで、沖縄の一部としての宮古島ではなく、宮古島固有の魅力が伝わる産業を築いていきたいですね」

いかにも宮古島の住宅らしい、鉄筋コンクリートづくりの自宅のベランダから

(仮称)宮古島トゥリバー地区2期ホテル計画/賑わい施設

宮古島トゥリバー地区に2026年春開業予定の「キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート」と併せて、地域の方々をはじめホテル宿泊者以外の観光客の方も広く利用できる「賑わい施設」(地上2階建て、4棟)の開発計画が同時進行中。ブルワリーもこちらの施設に立ち上げ予定。

大城 仁/Jin Oshiro
「琉球COLLECTION 叶」スタッフ。 宮古島出身。進学のため一度島を離れるも、大学卒業後に戻り、宮古島の文化を残し、伝える活動へ。現在は島にブルワリーを立ち上げるためのプロジェクトリーダーも務める。

Photography | Taro Ikeda Text | Yusuke Kajitani Support | Mitsubishi Estate Co., Ltd.