宮古島の新たな産業を、ここから
「島のことを決められる人になりたいと思って帰ってきました」
そう語る大城さんは、大学を卒業してすぐに宮古島へ戻ってきたため、周囲からは「こんなに早く戻ってきて大丈夫?」と心配されたという。
「島に恩返ししたい思いは高校生の時からありました。あと、小さい頃に父がよく虫捕りに連れていってくれたのですが、今は宮古島で生き物を見かけられる場所がぐんと少なくなっていて……。どうにかしなければという気持ちと相まって、宮古のために働こうと決めたんです」




大城さんは現在、宮古島に新たな産業をつくろうと、ブルワリー立ち上げの準備を進めているそう。
仕事を終えたあとは釣り竿を片手に静かな海を見つめながら、宮古島の未来について考えることが多いのだと続ける。


「泡盛以外にも、全国規模、ひいては世界規模で通用する産業がつくれないかと考えています。自分の夢に向かって活動している島の友だちも巻き込んで、沖縄の一部としての宮古島ではなく、宮古島固有の魅力が伝わる産業を築いていきたいですね」


(仮称)宮古島トゥリバー地区2期ホテル計画/賑わい施設
宮古島トゥリバー地区に2026年春開業予定の「キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート」と併せて、地域の方々をはじめホテル宿泊者以外の観光客の方も広く利用できる「賑わい施設」(地上2階建て、4棟)の開発計画が同時進行中。ブルワリーもこちらの施設に立ち上げ予定。

大城 仁/Jin Oshiro
「琉球COLLECTION 叶」スタッフ。 宮古島出身。進学のため一度島を離れるも、大学卒業後に戻り、宮古島の文化を残し、伝える活動へ。現在は島にブルワリーを立ち上げるためのプロジェクトリーダーも務める。