Day-1 風の街、ウェリントンでギアと旅気分をチューニング

マウンテンバイクライドを控え、まずは北島南部の首都、ウェリントンへ。ここは南島への玄関口として、毎日フェリーが行き交う港町。都会的で夜もにぎわうオークランドとは趣を異にし、マオリの伝統的なアートが楽しめるギャラリーや博物 […]

05/13/2013

マウンテンバイクライドを控え、まずは北島南部の首都、ウェリントンへ。ここは南島への玄関口として、毎日フェリーが行き交う港町。都会的で夜もにぎわうオークランドとは趣を異にし、マオリの伝統的なアートが楽しめるギャラリーや博物館なども点在、ニュージーランドのルーツを感じさせるたたずまいの店も多い。街角でバイクショップのガイド、アシュリーと合流。彼女は、2時間程度のツアーから3~4泊のツアーまで自在にオーガナイズしてくれるバイクのエキスパートだ。スキルフルなコースから初心者でも楽しめるコースまで、起伏のあるウェリントン周辺のコースをゲストとともにめぐってくれるという。
彼女が用意してくれたバイクにまたがり、明日からのトリップに備えて街を軽くクルージング。通りでは、バイカーの多さがなんだか際立つ。キャンプに必要な食料、備品などを買いこんだ後は、心地よいカフェに落ち着いた。
「ここは本当にバイクフレンドリーな国。国中にワールドクラスのサイクルトレイルを充実させようというプロジェクト“ハエレンガ”は、国家が推し進める政策のひとつでもあるの。地元のローカルコミュニティもこれに協力してコースの整備をボランティアでおこなったり、コース周辺にどんどんすてきなお店ができたり。好きな場所までバイクを運んでくれるシステムも充実してるし、コースも増える一方。自分の国から自転車を持ってくる旅人もすごく多いわ」
カフェを出ると、道に置かれたバイクには「one less car」のステッカーが。「自転車に乗れば、排ガスは減る」というメッセージが、この国の思想をさりげなく語りかけているように思えた。
※ 本誌の特集ページでは、ウェリントン・ネルソン周辺の5日間のバイクトリップを、MAPとともに紹介しています(PAPERSKY #41 p.32-41)。