週末を待ちわびる自転車 BIKE FRIDAY|PAPERSKY Bicycle Club

“花金”という言葉に少々、にんまりしてしまう。そうして、いまも、金曜日の訪れを待ちわびている。そんな風に、少し浮かれる気持ちを込めて名づけられた(か、どうかは定かではない)自転車「BIKE FRIDAY」は、「自転車をス […]

06/07/2016

“花金”という言葉に少々、にんまりしてしまう。そうして、いまも、金曜日の訪れを待ちわびている。そんな風に、少し浮かれる気持ちを込めて名づけられた(か、どうかは定かではない)自転車「BIKE FRIDAY」は、「自転車をスーツケースにしまい込んで旅に出かけよう!」がコンセプトというのだから、それはもう旅心をくすぐる、わけである。
アメリカのオレゴン州で誕生し、創業以来ずっと、クロモリ・スチールのフレームの溶接から塗装までを、職人が1本1本行う。素材のことや細かい特徴については、先日、ツール・ド・ニッポン in 名古屋でBIKE FRIDAYのレンタルに協力くださった名古屋の自転車店「circles(サークルズ)」が詳しい。ハンドメイドで、折りたたみもできる自転車。乗る人の体格や用途に合わせたカスタムメイドができ、乗る人に対して、とても寛容である。
こうした特徴やつくり手の思いに共感して、サークルズでも2015年の秋ごろから店頭での取り扱いを始めている。スーツや革靴のように、乗る人の体格を採寸し、そのデータをもとにつくる1台。フレームのヘッドバッジには、スーツケースに羽が生えたモチーフが掲げられている。日常から飛び出て、知らないどこかへ出かけたい! と、そんな思いを抱える多くの人の心を、やっぱり、くすぐらないわけないのだ。
ただし、カスタムできることに浮かれる以前に、自転車が欲しい、という欲求を抱いたらまず、自分の暮らしのあれこれをイマジネーションする旅に出るのだ。毎日のどんなシーンに自転車が登場するのか? どんな風に乗ってみたいだろう? 最初のこの想像の旅から丁寧にナビゲートしてくれるのが、サークルズの店員さんだ。
日常づかいのシティコミュター、スポーツ色がやや強いロードバイクや長い距離を走るためのツーリング仕様など、BIKE FRIDAYには目的に応じてさまざまな車種がある。そこに、自分の思いと体格データを搭載した理想の1台ができたらもう、日常だってきっと、立派な旅になる。それに、世界への旅のお供にもなる。壊れても、可能な限りの修理保証つき。いま、はもちろん、ずっと先の未来も大事に愛用できる相棒は、週末を待ちわびるだけではとどまらない夢の1台になりそうな予感だ。
circles
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