Smartwool×PAPERSKY WHOSE SOCKS? vol.14 渋谷ゆりさん

本誌との連動企画「smartwool × PAPERSKY WHOSE SOCKS?」。通気性と保温性にすぐれたスマートウール社のソックスを、毎号、アウトドアやスポーツ等、さまざまな分野でご活躍の方々に履いていただき、本 […]

05/21/2015

本誌との連動企画「smartwool × PAPERSKY WHOSE SOCKS?」。通気性と保温性にすぐれたスマートウール社のソックスを、毎号、アウトドアやスポーツ等、さまざまな分野でご活躍の方々に履いていただき、本誌ではゲストの足下の写真だけを掲載、それが誰の足かを想像し、ウェブサイトでゲストを紹介するといった企画です。
Smartwool×PAPERSKY WHOSE SOCKS?
ANSWER : 写真家 渋谷ゆりさん
第14回目のゲストは、昨年4月にヨセミテのクライマーや自然をテーマにした写真集『Camp 4』を出版し、現在もヨセミテを拠点にクライマーのライフスタイルを撮り続ける写真家の渋谷ゆりさん。1996年頃から世界各国を巡り、写真を撮り続ける渋谷さんにこれまでの活動の根源と現在テーマにしているヨセミテやクライマーの魅力をうかがいました。
「大学生の頃、はじめてニューヨークに行ったときに、街を自由に滑るスケーターが目に止まりました。彼ら(ニューヨークのスケーター)は、自転車を乗り回すようにスケートボードを足にしていろいろな所へ行ったり、街に集まって仲間と交流したり、そのライフスタイルを写真に撮ってzineを作るようになったのが写真を始めるきっかけだった気がします」
ニューヨークの本屋でzineを見つけ、写真を撮ることが好きで始めたzineづくりも、大学を卒業する頃には、スケーターやニューヨークの街をおさめたzineをいくつもつくるようになっていた渋谷さん。その後も10年ほど世界各国を旅しながら写真を撮り続けます。
「夏は決まって3ヶ月間ニューヨークに滞在し、スケーターの写真を撮るようになっていました。旅の延長のつもりだったのが、その場所で生活したいという思いが強くなり、5年ほど前に正式にビザを申請しニューヨークに拠点を移したんです」
そんな渋谷さんに転機が訪れたのは、膝の靭帯を痛め、ニューヨークにいてもスケートもできずに悶々とする日々を送っていた時期のこと。足を怪我していてもできることがヨセミテで出会ったクライミングでした。
「はじめてヨセミテに行ったときは、何の情報もなくどんなところかもわからなかったんです。そのあと何度か通うようになってキャンプサイトで会う人たちの過ごし方を見ていて、それがニューヨークのスケーターにはじめて出会ったときと同じ感じでおもしろいなぁ、と興味がわいたのです」
それまでの都会での生活から一転、自分にはなかった新しい価値観や豊かな自然と接するなかで、ヨセミテにのめり込んでいく渋谷さん。
「最初のうちはヨセミテの偉大さに関心して自然の写真をよく撮っていたんだけど、世界で一番大きいと言われる花崗岩、通称”エルキャピタン”があるこの場所は、クライマーが憧れる聖地だと知ってさらに興味を持ちました。クライマーが岩に挑戦することもそうだけど、その人たちのキャンプサイトでの時間の過ごし方や、話していることを聞いて、ヨセミテでどういう生活をしているかということに興味を持ったんです」
渋谷さんの写真には、岩を登るクライマーだけでなく、クライマーたちのヨセミテでの生活ぶりが感じられるものが数多く切り取られています。
「キャンプサイトで会った時、クライマーの日常はとても普通だと思いました。なんとなく近さを感じるし、自分はその距離感での写真を撮りたいと思うようになりました。クライマーには、独自のコミュニティーがあってヨセミテに対する愛情ががとても強い、そこがまた魅力的なところ。世界各国から訪れるクライマーがキャンプサイトで情報交換をして、細かい情報やガイドブックに載っていない新しいアプローチのルートが手に入ったり、基本的にみんな遊びが好きだからレストデイ(クライマーが自分のなかで決めている休みの日)の過ごし方もまたそれぞれでおもしろさがあります」
フォーカスされる新しい記録だけではなく、その日常を写真におさめたいと話す渋谷さん。
「伝えるのも難しいけど、そういうシーンにこそ興味があります。撮りたい写真は、自分の足で近寄らないと撮れない写真だと思う。おもしろいことは常に動いて変わってなくなっていくものだから、何かが起こっているときにはいつでも動けるようにしておきたいと思っています」
そんなヨセミテでの生活を送る渋谷さんもスマートウールを愛用するひとり。
「ヨセミテに行くようになって、スマートウールの存在を知りました。ヨセミテでのキャンプ生活が長くなると、綿のものだと匂いが気になるからスマートウールのアンダーウエアはよく着ています。1枚あれば十分で今の自分の生活にはとてもフィットしています」
ヨセミテの広大な自然のなかにあるクライマーたちの挑戦。その裏側にある人間模様を、まだまだ追いかけたいと話す渋谷さんの写真。今後の作品も楽しみです。
 
これまでのWHOSE SOCKS? インタビュー一覧はこちら。
http://archive.papersky.jp/tag/whose-socks/
 

ウィメンズ・PhDアウトドアライトパターンクルー
¥2,300(税込¥2,484)
・低山ハイキングに適した薄手のソックス
・ライトハーフクッション
サイズ:S、M
カラー:ハイビスカス、トウプ
素 材:ウール63%、ナイロン35%、ポリウレタン2%
 
» PAPERSKY #47 San Francisco | Good Company Issue