森が教えてくれる"朝"と"夜"の過ごし方

日常生活では、やらなければならないことばかりの忙しい時間でもある「朝」と「夜」。そんな雑事の時間が遊びの時間へと変わるのが、キャンプの醍醐味の一つだろう。親子で楽しむ音楽&キャンプイベント・マンモスパウワウでは、そんな時 […]

05/19/2010

日常生活では、やらなければならないことばかりの忙しい時間でもある「朝」と「夜」。そんな雑事の時間が遊びの時間へと変わるのが、キャンプの醍醐味の一つだろう。親子で楽しむ音楽&キャンプイベント・マンモスパウワウでは、そんな時間を思い切り遊ぶためのワークショップがいくつも開かれていた。
昼間からたくさんのワークショップが行われ、賑わっていたパウワウの会場。日が落ち、あたりが暗くなった頃、めいめい夕食を終えた家族連れが再び広場へ集まってくる。赤く燃える焚き火に、自然と身を寄せ合う子ども達。何かが始まりそうな予感を抱きながら火にあたっていると、焚き火の明かりに照らされて紙芝居がはじまった。ナタリヤ・リボヴィッチさんと藤田央さんによる「7 nature usagi」の物語。それにインディアンドラムとフルートの演奏が加わる。水に浮かべたろうそくは神秘的な夜の灯りとなり、日常と違った特別な時間を演出してくれる。さらに夜も深まった頃、ステージでは星の物語がはじまった。空には星がまたたき、その明るさは街の中から見るのとは格段に違う。天体望遠鏡を覗いて土星の輪をみつけると、子どもたちも歓喜の声をあげる。
早朝、鏡のような西湖のほとりで行われる森の中のヨガ。小鳥のさえずりを耳に、朝の眩しい光を感じながら、親子で並んで身体をほぐす。森を探検して歩くネイチャーウォークでは、木立の間を散策しながら、葉っぱやドングリを拾い集め、名前をつけたり絵を描いたりと、いつもとは違った目で森と遊ぶ。そして、パンづくり教室や朝の紙芝居。紙芝居の後には、子どもたちが描いた世界地図で大きな船を作って湖に浮かべたりと、ゆったりとした自然の中で朝の時間をたっぷり楽しんでいた。
普段、子どもが外で遊ぶ時間といえば、どうしても昼間の時間帯になってしまうもの。けれど、キャンプの日はいつもよりちょっと夜更かししたり、早起きしたりして、少しだけ時間軸を変えてみることができる。見えてくる風景もちょっとだけ違うものになるだろう。いつもは慌ただしい朝も夜も、こんなに素敵で大切な時間だったということを、自然がそっと教えてくれるのだ。
マンモスパウワウ・ワークショップの詳細は、マンモスオンライン特設ページにて。