サーモンが私たちに教えてくれること|Patagonia Provisions

Patagoniaはこれまで、環境問題に強い関心を抱き、さまざまな取り組みを行ってきた。とりわけユニークな挑戦のひとつがフード事業への進出だ。全米では既に展開しているサーモンや野菜スープ、フルーツバーなどの開発である。こ […]

07/27/2015

Patagoniaはこれまで、環境問題に強い関心を抱き、さまざまな取り組みを行ってきた。とりわけユニークな挑戦のひとつがフード事業への進出だ。全米では既に展開しているサーモンや野菜スープ、フルーツバーなどの開発である。この取り組みについて、同社で働くビルギット・キャメロンはきわめて「自然なこと」だと説明する。
「アウトドアで過ごすということは同時に、毎日の生活を豊かにするということ。こう考えると私たちがフード事業を展開するのが自然なことだと理解していただけるでしょう。たとえばなぜサーモンを扱うかという点に関しては、太平洋の汚染に強い危惧を抱いたことから始まりました。水質汚染の問題は深刻で多くの人がこれに気づいていない。サーモンを通じて、世界中の人々に認識を新たにしてほしいと考えたのです」
乱獲も手伝って、野生のサーモンが生息するエリアは減少する一方。そこで彼らは持続可能な漁法だけを選択、商品化することで、各種サーモンが末永く生きられる環境を、というメッセージを発信することに決めた。これを手にとることで人は、遠い海のことを少しでも意識するようになるかもしれないという思いからだ。
「大切なのは、美味しいということ。環境にインパクトを与えない方法で獲れたサーモンでもこれだけ美味しいとわかれば、人はこれを食べ続けてくれるでしょう。そして、こうした漁法が一般化すれば、サーモンの保全だけでなく海の環境改善にもつながります。ですから私たちのフード事業はさらに拡大していく方向にあるのです」
Patagonia Provisions
www.patagoniaprovisions.com
Patagonia Provisionsの製品は、現在、日本では販売しておりません。
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