メッセンジャーとともにコペンハーゲンの街を疾走する

首都コペンハーゲンでは多くの人が移動手段として自転車を使っているので、自転車専用道はいつもサイクリストでいっぱい。そんななか、ひときわ軽快に自転車に乗る人たちがいる。メッセンジャーだ。自転車で荷物を運搬することを生業とす […]

02/04/2013

首都コペンハーゲンでは多くの人が移動手段として自転車を使っているので、自転車専用道はいつもサイクリストでいっぱい。そんななか、ひときわ軽快に自転車に乗る人たちがいる。メッセンジャーだ。自転車で荷物を運搬することを生業とする彼らにとって、この街はまさに庭のようなもの。今回の旅では、メッセンジャー会社「バドスティッキン」に所属するスティー氏にコペンハーゲンを案内してもらうという贅沢な体験をした。
まず彼が案内してくれたのは、街の中心地から程近い「トラックバイク・ショップ」。メッセンジャーは、トラックバイク(ピスト)と呼ばれる固定ギアを装着した競技用の自転車に好んで乗っているのだが、ここはそのトラックバイクに特化した世界でも希少な自転車専門店なのだ。オーナーのアンガス・マクレーン・エドワード氏は元メッセンジャー。先日、東京で行われたメッセンジャー世界大会のカーゴバイククラスのチャンピオンでもある。そんな彼にトラックバイクの魅力を聞いてみた。
「トラックバイクは変速ギアがないから、見た目がシンプルでとにかく美しい。そして、乗り味がダイレクト! 乗りこなすにはそれ相応のテクニックが必要とされるけど、人車一体の感じが味わえたときの気持ちよさは格別だよ。構造がシンプルだから、ロードバイクにくらべて壊れにくいというメリットもあるんだ」
スティーが案内してくれたのはすべてメッセンジャーに所縁があり、普通の観光では見られない個性的なスポットばかり。「その街を知りたければ、まず現地の人と交流すべき」とはよくいわれるが、まさにそんなことを身をもって体験したライドだった。
Track Bike Shop
Ryesgade 30C 2200 Kobenhavn N
fixie-king.dk
This excerpt originally appeared in Papersky’s DENMARK | cycling issue (No.31) (Denmark).