Memu Earth Hotel 前衛建築と自然が織りなす、唯一無二の空間

十勝の雄大な自然のなかにたたずむ「MEMU EARTH HOTEL」。2018年、著名な建築家が手がけた実験住宅施設が宿泊施設として生まれ変わった。「自然・建築・食」をコンセプトにしたホテルとは…。 帯広から南へ1時間ほ […]

09/18/2019

十勝の雄大な自然のなかにたたずむ「MEMU EARTH HOTEL」。2018年、著名な建築家が手がけた実験住宅施設が宿泊施設として生まれ変わった。「自然・建築・食」をコンセプトにしたホテルとは…。
帯広から南へ1時間ほど車を走らせ大樹町に入ると、広大な牧場のなかに点在する住宅サイズの建築群が見えてくる。なんとも不思議な光景だが、ここは2018年に誕生した宿泊施設「MEMU EARTH HOTEL」だ。かつてサラブレッドの生産牧場のトレーニングセンターがあったが、移転し、2011年には、寒冷地実験住宅施設となり、約5万6,000坪の敷地には隈研吾や伊東豊雄などの建築家の実験住宅や「国際大学建築コンペ」の最優秀作品が建てられた。
ホテルとして生まれ変わった現在は、そのサービス提供はもちろん、“資源再読”をテーマにSDGsの研究者と協働し、サステナブルな暮らしを発信する施設になっている。
客室は、隈研吾による「メーム」をはじめ、彼が審査委員長を務める「国際大学建築コンペ」で最優秀賞に輝いた国内外の学生らによる実験住宅群。また食にも力を入れていて、たとえば、野菜については種や育て方にも着目、ジビエは適切な狩猟法や絞め方を熟知した近隣のハンターから直接仕入れるなど、十勝の環境で育まれた食材やノウハウをベースに、食のあり方を生産者とともに模索している。
牧場外にも近隣の海、森や川は手つかずのまま残されており、四季折々の自然を丸ごと体感できるのが、ここでの滞在の醍醐味だ。前衛的な建築と、無垢な自然による原体験、豊かな風土からの学びは、サステナブルな暮らしへの気づきも与えてくれる。
MEMU EARTH HOTEL
memu.earthhotel.jp