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Day-4 オーガニック王国の深淵に触れる、一筋の道

街のランドマークである大聖堂や、ニュージーランド初のラグビーマッチがおこなわれたフィールド「ボタニカルリザーブ」などをめぐった翌日。トリップはいよいよ“味”の散策に入る。まずは近年、国内で活況のカフェカルチャーにふれるた […]

07/02/2013

街のランドマークである大聖堂や、ニュージーランド初のラグビーマッチがおこなわれたフィールド「ボタニカルリザーブ」などをめぐった翌日。トリップはいよいよ“味”の散策に入る。まずは近年、国内で活況のカフェカルチャーにふれるため、地元でも有数のポメロイズ・カフェへ。名誉あるニュージーランド・コーヒー・アワードという賞を何度も受賞したオーガニックコーヒーがこの店の自慢だ。酪農の国だけあって絶品のミルクと合わせたフラットホワイトは、毎日飲みたくなる豊かな味わい。無添加の小麦を使ったパンやパイもトリップのお供に最適だ。じつは、この国が輩出する熟練のバリスタはいま、海外でも注目の的。世界的なオーガニックブームもあって、ニュージーランド発のカフェが海外出店する例も急速に増えているとか。
次に向かった隣の建物は、地元民なら誰でも知っているピーナッツバター工場。マネージャーのクレイグが工場内を案内してくれた。もちろんここも原材料はオーガニック。ケミカルはおろか、水さえ使わずピーナッツと塩だけで商品をつくっているという。
「ピーナッツバターってジャンクフードみたいなイメージがあるけど本当はその正反対でね。最高品質のピーナッツだけを1,000粒も使って1缶に詰めているんだ。コレステロールフリーだし、アルツハイマーや糖尿病にも効く。バナナと混ぜればアイスクリームだってできるし、カボチャと合わせればオーガニックなスープも楽しめるよ」
濃厚だけど後味のいいピーナッツバターを味わったら、クラフトビア工場へゴー。食べて走って、飲んで走ってのバイクトリップ。特別に贅沢な一日はまだまだ続いた。
 
※ 本誌の特集ページでは、ウェリントン・ネルソン周辺の5日間のバイクトリップを、MAPとともに紹介しています(PAPERSKY #41 p.32-41)。