店主に尋ねよ。ハウ エンジョイ 自転車?|PAPERSKY bicycle club

「自転車が欲しいのだけど、相談に乗ってくれる?」の声にほとんど応えられず、まったく頼りないのが当クラブのキャプテンであるわたくし。さらにメカに疎いわりに、愛車は信頼する人に修理してもらいたい気持ちが人一倍強い。町で見かけ […]

06/20/2018

「自転車が欲しいのだけど、相談に乗ってくれる?」の声にほとんど応えられず、まったく頼りないのが当クラブのキャプテンであるわたくし。さらにメカに疎いわりに、愛車は信頼する人に修理してもらいたい気持ちが人一倍強い。町で見かける自転車店へはついつい厳しい目を向けてしまうという、わりと面倒な自転車愛好家。そんなわけでなかなか愛車を託せる人や店に会えずに過ごしているのだけれど、もし私が伊勢に暮らしていたら頼りたいと思う自転車店が、ケーケー山本自転車店だ。創業110年を迎え、現店主の山本延さんで4代目。明るく陽気な性格が印象深い店主の活発で幅広い自転車活動が、SNSなどを通じて伝わってくる。
延さんといえば、ツール・ド・ニッポン in 伊勢&鳥羽の旅で出会ったときも、トライアスロンに真剣に取り組んでいる様子だった。一方、マウンテンバイク(以下、MTB)で山へ走りに行ったり、朝サイクリングやランチサイクリング、トライアスロンの大会に向けた練習をしたり、積極的にお店のお客さんたちと交流している。さすが地域に愛される自転車店である。ちょうど先月、通学・通勤自転車についての投稿が飛び込んできた。“修理大好きな店”と銘打っての新入学フェアのチラシ、店内にはきちんとセレクトされたファミリーサイクル(スポーツサイクル、通学車、子ども自転車などの総称)各種がずらりと並ぶ。私はふと、母のための自転車についてアドバイスを受けようと電話を手にした。
続けることを大事にしていると話す延さん。パソコンを開けばさまざまな情報が手に入るけれど、実際に乗っていないと伝えられないこともある。だから延さん自身、トライアストン用の自転車やMTBにも、子ども乗せ自転車にも乗り続ける。「自転車はおもしろい!」と熱い。自身と(お客さんである)仲間、さらにお客さん同士がつながってゆくことは、その“きっかけ”の場でもある自転車店の醍醐味なのだろう。
そうそう、60代女性にオススメする自転車の価格の目安や付帯機能などについても、的確な助言を聞くことができた。長く大切に使いたい1台を手に入れるなら、店主がどんなふうに自転車を楽しんでいるか? それを知るところから始めてみるのがよさそうだ。
ケーケー山本自転車店 circle-kk.com