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自転車の楽しみ方、ネクストステージへ|PAPERSKY bicycle club

ついに、そのときが近づいてきている。PAPERSKY自転車クラブの活動にも、ツール・ド・ニッポン以外に新たな展開がありそう? という意味でもあるのだけど、いつかは“子乗せ自転車”を選択する人もいるわけで、そのステージにい […]

09/05/2017

ついに、そのときが近づいてきている。PAPERSKY自転車クラブの活動にも、ツール・ド・ニッポン以外に新たな展開がありそう? という意味でもあるのだけど、いつかは“子乗せ自転車”を選択する人もいるわけで、そのステージにいる人たちとも何か企みたいと考えているのだ。
京都の路地でも大活躍していた一台が、ブリヂストンサイクルの「bikke」。圧倒的な安定感はもちろん、電動つきならラクラク。チャイルドシートのクッション部分を気分によって容易に着せ替えできる洋服のような感覚が気持ちよく、わが家を訪れる友人親子にも好評だった。一方、私のまわりの自転車愛好者たちには、これまで自分が乗っていた自転車を親子用に活用するパターンや、外国の自転車を用いるパターンがあって、どちらも憧れのスタイルだ。本誌52号の京都特集に登場したコゼバッグの野口千絵さんは、愛用のマウンテンバイクにあるパーツをつけるロングテールタイプ。子どもと荷物、子ども用の自転車まで搭載して京都の町を走りめぐる。四国ディスカバリーライド主宰の山田美緒さんは、後輪に連結させるチャイルドトレーラーを愛用し、子どもと一緒の旅を諦めない。子どもがいるからこそ、豊かになれる。単なる移動や便利さにとどまらない、幸せな子育て自転車ライフだ。
自分が乗りたい自転車、ということだけでなく、その町や環境に合った自転車を選びたいもの。春から暮らしている我が町・新潟の村上市は交通量がさほど多くないので、憧れの「Christianiabikes」や普段使いの自転車に荷台がついた「OMNIUM cargo」も現実的か。ときに山道をゆくことも考えたら、電動自転車という選択肢がスマートかもしれない。チャイルドシートを簡易的につけ、不要になれば外して普段どおりの自転車ライフを送ることができる愛車活用というのも手段のひとつだろう。
そういうわけで数年以内には自転車クラブの活動に、子どもと一緒に楽しむ自転車、というのが加わりそうな予感だ。各地の子乗せ自転車事情も気になる。季刊紙『cycle』編集長杉谷紗香さんは、子どもを乗せて海外の町をどう楽しむか? 実践&レポートに注力している。日本各地、世界中の自転車ママ(&パパ)たちとのネクストなお楽しみに、ご期待ください。