山の天気予報|PAPERSKY Mountain Club

昨年の夏は悪天候に泣かされた。毎週末のように雨が降り、平日に予定していた長期縦走も中止。いつの間にか夏山シーズンは終わり、秋になったら大型台風が到来、大荒れの天候となった。 山に行く前には天気予報を確認し、天候次第では計 […]

01/28/2015

昨年の夏は悪天候に泣かされた。毎週末のように雨が降り、平日に予定していた長期縦走も中止。いつの間にか夏山シーズンは終わり、秋になったら大型台風が到来、大荒れの天候となった。
山に行く前には天気予報を確認し、天候次第では計画を変更したり中止する。準備と同様、天候判断も登山の一部。出発する前から登山は始まっている。
インターネットが普及した現在、自分からアプローチすればいつでもどこでも天気予報が手に入る。気象庁のホームページには詳しいデータが記載されているし、日本気象協会のホームページには「山の天気」コーナーがあり全国の主要な山の麓の天気が簡単に検索できる。出発前に私がチェックしているのは山の天気予報を専門に扱う「ヤマテン」のサイト。代表の猪熊氏は自らもエベレストなど海外遠征の経験があり、日本から遠く離れたヒマラヤ遠征隊の気象予報も担当する山岳気象のエキスパートである。月額300円(税抜)で会員登録すると、全国の主要山域の翌々日までの天気予報が詳しいコメント付きでチェックでき、専門の天気図や気象レーダーも見ることができる。広範囲で悪天が予想される場合は大荒れ予報がメールで配信される。山の天気は街の天気とは異なる。他の天気予報があくまでも街や山麓の天気予報であるのに対し、頂上稜線の天気を予報してくれるのが山岳気象に特化した「ヤマテン」である。
とはいえ、天気予報に頼ってばかりいるのではなく、自分で天気図を読んで天気を予想するのも大切だ。高気圧が張り出しているのか低気圧が近づいているか、前線があるのかどうか…。自分の予報が当たったときはとてもうれしいはずだ。登山者のための気象講座も行なわれているので参加して学んでみるのも良い。夏山以上に天気予報が重要となる冬山シーズンがもうすぐはじまる。慎重に天候を判断して冬山登山をたのしみたい。
山の天気予報 株式会社ヤマテン
i.yamatenki.co.jp
 
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