田畑智子さんおすすめのお店、麩嘉にて京都のにおいを味わう

京都の旅(PAPERSKY #23)のパートナーは女優の田畑智子さん。京都という生まれ育った街への数日間の旅では、いろいろな表情を見せてくれた。麩嘉の麩饅頭は、田畑さんお気に入りの逸品。ツルっとした舌触りに、もっちりとし […]

04/09/2013

京都の旅(PAPERSKY #23)のパートナーは女優の田畑智子さん。京都という生まれ育った街への数日間の旅では、いろいろな表情を見せてくれた。麩嘉の麩饅頭は、田畑さんお気に入りの逸品。ツルっとした舌触りに、もっちりとした歯ごたえ。磯の香りが口いっぱいに広がって、餡の甘昧と絶妙に絡む。田畑さんいわく、「実家がお麩をこちらのお店から仕入れていたので、麩まんじゅうは物心ついたころから家にあったお菓子なんです。いまでもよく撮影現場や楽屋お見舞いなどの差し入れに利用しています。ここの滋鰻頭は、誰に食べてもらっても美昧しいと言ってもらえるんですよね」
役者仲間にも大好評。彼女にとってこの麩饅頭は、京都のにおいがぎっしりと詰まっている自慢のお菓子なのだ。
京都のにおい。それは忙しなく過ぎる都会の流れとは違い、家と家同士のつながりが残る独特の時間の流れであり、長い歴史を伴いながら脈々と流れる奥深い文化。このことは彼女が地元を離れてから気づいた大切なものでもある。
「歴史があって、お寺があって、お料理がおいしくて、文化がある。東京に住むまでは、京都がこんなにみなさんから羨ましがられるところだったっていうことを知らなかったんです。離れるまでは当たり前で気づかなかったけど、京都はおもてなしの文化がいたるところに見られて、本当に深い。好きになればなるほど、自分の生まれ育った街をなにも知らないことに気づきました。だからもっともっと地元のことを知りたいと思うんです」
麩饅頭をほおばりながらそう話す彼女は、地元へ帰ってきたという安心感とともに、京都を誇りに思い、その文化を大切に思う京都人の顔になっていた。
PAPERSKY #23 KYOTO Wagashi Trip