女性専用の南欧風リド|Frauenbadi|スイス

男性の前で水着姿になるのはちょっと気恥ずかしいという、奥ゆかしい女性のための専用リド。湖とリマト川の境界に架けられたケー橋からほど近い、旧市街地の川沿いにある。建物でリマト川の一部を囲うように水上につくられていて、中央は […]

03/01/2016

男性の前で水着姿になるのはちょっと気恥ずかしいという、奥ゆかしい女性のための専用リド。湖とリマト川の境界に架けられたケー橋からほど近い、旧市街地の川沿いにある。建物でリマト川の一部を囲うように水上につくられていて、中央は川の水をそのまま引きこんだプールになっている。建物はクラシックな木造で、ゆったりとしたウッドデッキや更衣室、売店、マッサージルームを完備。白いペンキで塗られた壁や縦縞のシャワーカーテン、カラフルな浮き輪など、どこか南欧のリゾート地を思わせるつくりで、小物ひとつに女子心がくすぐられてしまう。
そして、Frauenbadiのもうひとつの自慢が対岸の美しい景色。リドから川の中央部分に張りだすようにテラスが設けられ、川向こうに大聖堂やヴァッサー教会といった美しい建造物を眺めることができる。テラスは凸状になっていて、内側は遊泳エリアに。リド内のプールとは違った解放感を味わえるが、少し流れがあるぶん、やや上級者向きだ。真夏になると、テラスやウッドデッキにはカラフルなパラソルが花開き、足の踏み場にも困るほど混みあうとか。けれどもこの日は夏の終わりということもあって、流れる時間はとても静か。有閑マダムがマットを敷き、本を読みながらのんびりと日向ぼっこをしていた。
Frauenbad
Stadthausquai 8001 Zurich
This story originally appeared in Papersky’s SWISS | water issue (no. 40).