Elisabeth Johansson|フィーカの時間を彩る4人のシェフたち 3

店はもたず、雑誌やテレビなどを中心にフードスタイリストとして活躍しているエリザベス・ヨハンソンは、母親が経営するレストランの厨房で、14歳の頃からお菓子づくりの手伝いを始めた。21歳で「ベストデザート・イン・スウェーデン […]

03/13/2018

店はもたず、雑誌やテレビなどを中心にフードスタイリストとして活躍しているエリザベス・ヨハンソンは、母親が経営するレストランの厨房で、14歳の頃からお菓子づくりの手伝いを始めた。21歳で「ベストデザート・イン・スウェーデン」2位、ドイツで4年に一度開催される「世界料理オリンピック」でもスウェーデン代表として金賞を獲得するなど、輝かしい経歴をもつ。そして2002年から3年間、「Rosendals Trädgård」のペイストリーで働いたことをきっかけに、オーガニック志向へと変わったのだという。
「Rosendals Trädgårdで働き始めたころは、まだ世の中的にもオーガニックが謳われていなかった。いわば先駆けのようなところで、オーガニックな考え方、つくり方はすべてここで学びました。でも、フィーカの話だからと思って今日つくってきたプリンセストータは、マジパンだけがオーガニックではつくれないわね(笑)」とエリザベス。けれど、彼女のプリンセストータを食べさせてもらうと、マジパンの甘さもきつすぎず、クリームとジャムも手づくりなのがよくわかった。
「そもそもフィーカは家でお菓子をつくって楽しむもの。でも、プリンセストータはクッキーやバンと違って家ではつくるのが難しく、記念日にパティスリーで買ってくる定番ケーキになった。だからパティシエにとっても大切なケーキなんです」。そう聞くと、自分の好みに合う贔屓のパティスリーを見つけるには、まずはプリンセストータを試してみるのがいいかもしれない。
Elisabeth Johansson
www.choiceagentur.se/elisabeth-johansson
 
» PAPERSKY no.55 SWEDEN | FIKA Issue