モロッコ南部にしかない貴重なアルガンオイル

マラケシュからエッサウィラに向かう道の途中、雄大な草原にブロッコリーのような木がポコポコと並ぶ不思議な景色に遭遇した。このブロッコリーの正体は、「アルガンツリー」というモロッコの南部にしか生息していない珍しい樹木。はるか […]

02/09/2013

マラケシュからエッサウィラに向かう道の途中、雄大な草原にブロッコリーのような木がポコポコと並ぶ不思議な景色に遭遇した。このブロッコリーの正体は、「アルガンツリー」というモロッコの南部にしか生息していない珍しい樹木。はるか昔からベルベル人はこの実から採ったオイルを食用や薬用、美容オイルとして珍重し、そして今も昔と変わらない手作業でのオイルづくりを続けているという。私たちはガイドのシャキブさんの案内で、いくつかあるオイル工房のひとつを訪ねた。
小さな工房では25人の女性が作業を分担。その工程はとてもシンプルだ。7~8月、木から自然に落ちて乾燥したアルガンの実を拾い集め、石を使って実や種の硬い皮を割って取り除き、残った白い芯の部分だけを小さな石臼でひいて搾油する。1ℓのオイルを採るのに60kgもの実が必要で、6日間ひたすら石臼で搾りつづけるのだとか。こうして生まれる黄金色のアルガンオイルは、究極のヘルシーオイルとして世界中で密かなブームになっている。
コーポラティブ テヘグミン アルガン
Cooperative Tiguemine Argan
A 15, Km d’Essaouira
This story originally appeared in Papersky’s Morocco issue (No.26).