音だけでなく、文字でも音楽を楽しんで|Vinyl Digging in Rio (1)

「ショーロ、サンバ、ジャズ、クラシックと、国籍、ジャンルは問わない。かといってスペースは限られているので、レコードよりCDが多くなる。扱う商品の条件はとにかく良質な音楽として僕らも納得できること、そして、できるだけ他の店 […]

06/21/2016

「ショーロ、サンバ、ジャズ、クラシックと、国籍、ジャンルは問わない。かといってスペースは限られているので、レコードよりCDが多くなる。扱う商品の条件はとにかく良質な音楽として僕らも納得できること、そして、できるだけ他の店とは異なるラインナップになるよう努力すること。もちろんブラジルで生まれた音楽が圧倒的に多いけどね。最近はダウンロードで音楽を聴く若者が増えているだろう。でもショップに来ればいつもおもしろいことがあるということを証明して、そういう状況を変えていきたい。だから、音楽関連書籍はもちろん、哲学の本なども置いて、新たな発見ができるよう工夫しているんだ」
20年以上、このショップで働き続けるフェルナンド・ギヨンは自身も熱狂的なボサノヴァ信奉者。そんなこともあって、店内のいちばん目立つ場所にはジョアン・ジルベルトのアルバムが印象的に並ぶ。
「1拍遅らせたり、速めたり。ジョアンのギターがもつオリジナリティ、あの超絶テクはジミ・ヘンドリックスと双璧だよ。僕はギターを弾くからジョアンのすごさがよく理解できる。彼はボサノヴァビートの発明者だ」
若い音楽ファンにもそのよさを再発見してもらおうと、フェルナンドのつくる棚はボサノヴァの名盤、レア盤でいっぱい。スタッフの耳も確かで、たとえジャケ買いでもハズレが少ないとのことだ。時間をゆっくり使って掘り出し物を見つけたい。
Arlequim
www.arlequim.com.br
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