山のご飯にひと味添えて – コンパクトな乾燥食材、切り干し大根

テント泊縦走に出かけるときに頭を悩ますのが食料計画。悩みの種は食事の充実度と重量とのバランスだ。軽量化を図る上で大きな助けになるのがフリーズドライ食品。びっくりするほどおいしい商品が近所のスーパーで簡単に手に入る。しかし […]

07/16/2010

テント泊縦走に出かけるときに頭を悩ますのが食料計画。悩みの種は食事の充実度と重量とのバランスだ。軽量化を図る上で大きな助けになるのがフリーズドライ食品。びっくりするほどおいしい商品が近所のスーパーで簡単に手に入る。しかし縦走が長期になるほど、フリーズドライだけでは味気なさを感じてくるもの。「ああ、野菜が食べたい・・・」と思ってみても、重くて腐る野菜は、長期になればなるほど持って行きにくい。
そんなテント泊縦走にいつも持って行くのが、軽量&コンパクトな日本古来の乾燥食材、切り干し大根。調理法は煮物がいちばんポピュラーだが、水に数分浸けるだけで食べることができ、糖化して甘みが増しているので味付けをしなくても驚くほどおいしい。お湯で戻せばさらにやさしい食感になる。おかずとしてはもちろん、酒の肴にもおすすめだ。
しかし、切り干し大根のすごいところは軽量&コンパクトでおいしいだけではなく、天日で乾燥させることでぎゅぎゅっと凝縮されたその栄養価の高さにある。たとえば、通常の大根と比べてカルシウムは15倍、鉄分は32倍、代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍。さらに食物繊維も10倍で、山で便秘になりがちな人にもうれしい食材なのだ。
切り干し大根以外にも、大根の葉や小松菜などさまざまな乾燥野菜が販売されている。スープやラーメンにちょこっと入れるだけで食事のたのしみも一段とアップ。軽い、かさばらない、腐らない、栄養価が高い。乾燥野菜は、まさに登山者にもってこいの食材なのだ。ぜひ一度、お試しあれ。